対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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価格を確認しながら売買可能、大きなメリットはコスト低減です
びよこ様
FP&投資アドバイザーのオフィス マイ エフピーの吉野充巨です。
インデックスファンドと、ETF(上場投資信託)の違いは添付した表に有ります通りです。
1.ETFは証券取引所に上場している金融商品ですので、売買の際に、買値・売値が解ります。
一方インデックスファンドは、市場が終わり運用会社が計算して基準価格が提示されますので、購入・売却したのちにわかる仕組みです。
2.ETFがインデックスファンドに一番大きなものは信託報酬の安さです。現況、国内のTOPIXを対象とする安いとされるインデックスファンドでも信託報酬は0.4%程度かかります。一方ETFでTOPIXに連動するものは、東証に4本あります。その信託報酬は0.088%~0.11%ですので、保有コストが格段に優位です。
3.ETFの売買手数料は株式と同様の売買手数料です。従ってネット証券での購入・売買コストも低くなります。ノーロードのインデックスファンドもありますが、買付手数料が必要なファンドもあります。
4.ETFは証券取引所に上場していますので、証券会社から注文が出来、一方インデックスファンドのように取扱い金融機関でなけれ場購入できません。
5.ETFにもデメリットが有ります。それは株式と同様、購入単位が決まっていおり、購入金額は単価×口数ですので、1万円購入するという金額指定が出来ません。また、単価が高いものは無ある程度の金額が必要です。
6.ETFは一部累投可能のものを除き、積立が出来ません。また、ETFは指数に連動する為、内部に配当金等を蓄えることが無いので、分配金として支払われます。
大きな違いは上記のとおりです。このため、ある程度の金額になるまで、インデックスファンドの毎月積み立てを利用して、一定額が貯まったら保有コストが低いETFを購入するリレー取引をお勧めしています。
纏まったお金がある場合には、ETFでポートフォリオを組むことをお勧めします。
また、ETFの本場は米国です。そこには多種多様な銘柄があり、グローバルな金融商品が購入できます。例えばNYダウに連動するETF、S&P500に連動するETF、米国で上場している債券のパフォーマンスに連動するETF等々、圧倒的なボリュームと流通量です。
小生は、アセットアロケーション(資産配分)に沿った、ETFとで組むグローバルなポートフォリオの作成をサポートしています。
評価・お礼
びよこさん
2015/08/23 12:13ありがとうございます。
例えば、インデックスファンド1年積立てた分を、まとめてETFに移動。は、時間分散になっているのでしょうか?まとめてETFを購入しているわけで。。
ETFで積立は不可能みたいですし。
よろしくお願いします。
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