対象:お金と資産の運用
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はじめまして。個人型の確定拠出年金に興味があり調べているところなのですが、不明な点があるので質問させてください。
現在、40歳パートで働いており国民年金第1号被保険者です。
過去に正社員だった際に、9年ほど厚生年金基金に加入していた期間があり、現在は企業年金連合会に引き継がれています。
連合会から個人型へは本人の申しこみで可能なようなのですが、このまま企業年金連合会で置いておくよりも、多少なりとも増やしていける可能性があるなら個人型に移した方がいいのかもと思いました。
自分で調べてみたところ、「移管できるのは加算部分のみ」という記載がありました。ということは、個人型に移管できたとしても、代行部分は企業年金連合会に残り、その部分は連合会からの支給ということになるのでしょうか?
そうすると、受給できる年齢になったら国の年金と、企業年金連合会と、個人型確定拠出年金と、3か所に受給を申し込むことになる、という理解でいいのでしょうか。
また、企業年金連合会から移せる資金を移管せずに新たに個人型確定拠出年金へ加入することも可能なのでしょうか?
企業年金連合会から個人型への移管のメリットとデメリット含めてご回答いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
mimikosanさん ( 埼玉県 / 女性 / 39歳 )
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年金プランの件
mimikosan様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、お書き頂いた理解で私も合っていると思います。
ただし、できる、できないの部分は、個別の状況による場合があるので、実際に動く時は、ひとつひとつ関係各所に確認しながら、プランニングを進めていくのがよろしいかと思います。
今回のケースで、実務的に一番詳しいのは、当然ながら企業年金連合会の窓口です。
ちなみに、会社を退職し主婦になるケースで、困ることになりやすいのが、会社で企業型確定拠出年金に加入していて、退職後に「国民年金基金連合会」に資産が自動移管されてしまったパターンです。
このパターンだと、資産が全く運用されない上に、月々の管理手数料も掛かります。
こういった問題もあり、来年からは法改正で専業主婦(第3号被保険者)の方も、個人型確定拠出年金に加入できるようになります。
一方、「企業年金連合会」に引き継がれるパターンでは、それなりの予定利率で運用はされます。
確定拠出年金は、定期預金や投資信託などから自己責任で商品を選び、資産を管理、運用する仕組みです。
もし自分で運用するのが難しそうであれば、任せてしまうのもひとつの選択です。
いったん個人型確定拠出年金に移管した資金を、企業年金連合会に戻すこともできません。
なお、第1号被保険者で課税所得があるようでしたら、個人型確定拠出年金で新たに支払う掛け金は、全額所得控除の対象にできます。
投資・運用のご経験についてはわかりませんが、公的な枠組みで、投資信託の積立てをしながら、少しずつ投資・運用を学んでいくのも、わるくはないと思います。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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