貯金0での一戸建て購入

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

住宅を買えるかどうかよりも借りたお金を返し続けられるかどうかを検討しましょう。
住宅を購入するとローンのほかに固定資産税や修繕費がかかってきます。
特に中古住宅の場合には、建築年数やメンテナンスの状況などにより今後の修繕費の額が変わってきます。
住宅ローンも変動金利が良いのか、固定金利がいいのかの検討も今後の家計の収支状況により検討しないとなりません。

頂いた情報からでは具体的なアドバイスは難しいため一度当社、またはお近くの独立系のファイナンシャルプラナーにご相談されるといいでしょう。NPO法人日本FP協会でご紹介しております。

ちょびりんさんへ
おはようございます。

マイホームの夢をかなえたいという気持ち、お察しします。
できるかどうかはやってみないとわからないところですが、本当に気に入って何十年でも住みたい、ご家族で今よりもっと幸せに暮らしたいということであれば検討されてもよいでしょう。

さて、気になるのは貯蓄がほとんどないことです。
住宅ローンを借りる際に、借りる時の利率や保証料が高くなってしまう可能性があります。やはり貯蓄がある方のほうが確実に返済してもらえる可能性が高い（信用力がある）という考えからです。
実際に借り入れを行うまでに、少しでも頭金が入れられるようにお金をふやしましょう。

ご両親からの協力が得られるのであれば、マイホーム資金の贈与を受けるのも一つの方法です。もし実行される際は、非課税の特例枠がいくらあるかを確認されることをお勧めします。特例枠を使う時は税務署に確定申告をする必要がありますので（税金がかからなくても）、前もって相談されるとよいでしょう。親切に相談を受けてもらえると思います。

借りた後も、確実に返済できるようにやりくりすることが肝心です。
子供さんが何人欲しい等といった希望もあると思います。いろいろある希望も含めてどのようにかなえていくか、長期的なお金のやりくりも含めて考えていきましょう。

上津原マネークリニック 上津原 章
http://www.urban.ne.jp/home/uechan/

ちょぴりんさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャルプランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『これで一戸建てを購入することは可能でしょうか？』
につきまして、

例えば、物件価格１，６８０万円に、
諸費用として物件価格の５％相当額である８４万円を、
引っ越し費用や登記費用など諸費用として借り入れた場合、
借入金額は１，７６４万円ほどとなります。

この借入金額１，７６４万円につきまして、
ローン金利２．０％・３５年返済で住宅ローンを組んだとした場合、
毎月の返済額は５８，５００円ほどで済みますので、
ちょぴりんさんの場合、現在の支払い家賃よりも安く済むことになりますので、
購入に当たっては前向きにご検討されてよろしいと考えます。

ただし、ひとつ気になる点として、
住宅ローン融資に当たっては、
購入する物件の担保価値がないと満額融資はしてもらえないことになります。

例えば、１，７６４万円の住宅ローン融資を希望しているにもかかわらず、
購入予定の物件の担保価値が１，６８０万円にとどまってしまった場合、
諸費用の分の融資は見込めないことになってしまいますので、
不動産屋さんにもこの点をしっかりと確認しながら、
話を進めるようにしていってください。

尚、頭金につきまして少しでも用意することが出来れば、
その分、借入金も減らすことができますし、
毎月の住宅ローンの負担も少なく出来ますので、
頭金を少しでも増やすことも併せてご検討ください。

以上、ご参考にしていただけますとさいわいです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/