対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
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主人、私の2人暮らしで、主人の年収は約520万円、給与所得は約370万です。
現在私は7月より派遣社員で働いており、月収が約15万程度ですが、毎月16,000円の交通費が実費です。
2か月働いた時点で、派遣会社より社会保険加入の案内が届きました。
健康保険料は 150,000円×42.50÷1,000=6,375円
厚生年金料は 150,000円×83.83÷1,000=12,575円
雇用保険料は 150,000円×0.005=750円
毎月合計で19,700円控除されます。
交通費を加えると、毎月給与から35,700円引かれ、月収114,000円程になってしまいます。
月収だけみると年収170万円を越えるのですが、交通費を引くと働き損になっているのではないか?と心配です。
ご回答よろしくお願い致します。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
あきあんさん ( 東京都 / 女性 / 34歳 )
回答:1件
名目の収入が増加すると実質手取りも増加します。
あきあん はじめまして
税理士・ファイナンシャルプランナーの柴田博壽と申します。
ご質問いただき、ありがとうございます。
それでは、ご質問にお答えします。
実は、「働き損になっているのでは?」とのフレーズについてですが、 何と比較
なさっているかについては必ずしも明確ではありません。
よってここでは、「収入の増加に伴って各社会保険料も増加することになり、さらに
実費弁済する交通費の負担を考えるとむしろ、収入を抑えた方が特なのでは?」
との疑問をお持ちと理解しました。
まず、あきあんさんの収入は事業所得に該当するものとした場合です。
仮に年収180万円(月額15万円)のとき、交通費以外に必要経費がなかった場合
、所得金額は、1,608,000円で所得税額(復興税含む)は50,500円となり、最終
的に手取り額は、1,321,100となります。
年収を156万円(月額13万円)に抑えると所得金額も1,368,000円で社会保険料
も総額も236,400円から204,876円に減少します。
また所得税額 (同)は、39,900円になりますが、実質手取り額は、1,123、224円
となり年額で約20万円の減少となります。
次に、収入は給与所得に該当するものとした場合についてです。
仮に年収180万円(月額15万円)のとき、所得税額は、23,600円で実費負担
の年額交通費192,000円等を控除した手取り額は、1,348,000円となります。
給与年収を156万円(月額13万円)に抑えると 所得金額は、910,000円で
所得税額は16,500円に減少します。
しかし、最終手取り額は、1,146,624円となり、20万円強の減少となります。
よって裏を返せば年額収入24万円の増加によって確かに保険料、所得税負担
も増加はしますが、実質手取り額は約20万円の増加となることがお分かりかと
思います。
ご参考になれば幸いです。
柴田博壽税理士事務所
e-mail : shibata-hirohisa@tkcnf.or.jp
http://shibata-zeirishi.tkcnf.com/pc/
(現在のポイント:-pt)
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