対象:ペットの医療・健康
昨年の11月頃に実家の犬を散歩に連れて行った時に細いそうめんのような便をしたので気になり、それと肛門に向かって右側がピンポン玉が入っているような膨らみがあったので気になっていました。しばらくしてから、かたいかたい石のような便が出たと実家の両親が話していましたが、とうとう12月に入って吐いたりが続き便が出にくいので病院に連れて行ったら会陰ヘルニアと言われました。暫く、便を軟らかくするお薬をもらったりしていましたが、手術を考えていますが会陰ヘルニアに得意な獣医師を教えて下さい。犬は雑種で、中型、10歳半です。去勢手術だけで良いのか、今から去勢しても間に合うのか?とにかく便の時にいきむのが可哀そうで、何とかしてやりたく。場所は滋賀県南部です。料金はどれくらいかかるのでしょうか?教えて下さい。宜しくお願い致します。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
レアチーズさん ( 滋賀県 / 女性 / 42歳 )
回答:1件
Re:犬の会陰ヘルニアに得意な医師を教えて下さい。
加齢による筋肉の萎縮、性ホルモンのバランスの変化、前立腺肥大による圧迫などによって、肛門付近に存在する複数の筋肉間の構造が破綻し、隙間(ヘルニア孔)が出来ると、その部分から腹腔内や骨盤内にある臓器が飛び出してしまうことがあります。この状態を会陰ヘルニアと言います。
主な症状としては、ヘルニア孔から直腸が脱出することで起こる排便障害が挙げられます。
また、膀胱が脱出することで排尿障害が生じることもあます。この場合は急性の腎障害が併発する可能性がありますので、緊急的な治療が必要となります。
こうした症状の治療のためには、外科手術によって脱出した臓器等を戻し、破綻した筋肉間の構造を整復してヘルニア孔を閉じる必要があります。去勢手術によって会陰ヘルニアの発生率、再発率が低下するという報告もありますが、あくまでも予防的治療であり、去勢手術のみでは本疾患の根本的な治療にはなりません。
手術料金や特定の獣医師についてはご説明致しかねますので、お近くの動物病院でお問い合わせください。
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