腎不全猫の血圧について

人生・ライフスタイルペットの医療・健康 2015/03/06 17:55

今月１９歳のメス猫。避妊済み。
一年ほど前から慢性腎不全と診断されて一日おきに皮下輸液をしてきました。(１００cc)
一年間は数値も体調も安定してクレアチニン２～３の間、ＢＵＮ３０～４０前後でした。
皮下輸液以外の投薬は何もしていませんでした。

去年末から数値はいつもの数値のまま空腹時に胃液か胆汁を吐くようになり、今年に入って一気に腎臓の数値が上がり食欲をなくしました。
クレアチニンが３～４台。ＢＵＮが４０～７０弱。

そこで質問なのですが、去年から血圧だけは変わらず上が１５０～多くて１８０ぐらいで来ているのですが、腎臓の数値が上がった今になって血圧を下げる薬を投与されました。毎日ノバルスクと言う薬を飲ませています。一週間で上が１３０ぐらいまで落ちているのですが、ずっと続けるよう言われました。

去年は血圧が２００以上超えたら血圧を下げる薬を飲ませていたら良いと言っていたのに、ここにきてこの数字で飲ませてくださいと言われ戸惑っています。
また、食欲が無いのは「もう老衰でしょう」とまで言われたので、反対に血圧を下げる薬を投与させ続けて死期をコントロールされているのではと疑問を抱いてしまいました。

猫の血圧の平均値が分からないので不安です。
突然上がる事があって飲ませるように言われているのか？今となってはかかりつけの先生が信用できなくなってしまって質問も出来なくなってしまいました。

このまま言われるままに血圧を下げる薬を飲み続けたら良いのでしょうか？
疑問が残るのでご助言よろしくお願いいたします。

ちなみに今の病院は血圧はいつも手術室にある動かせないもので測っています。
部屋は薄暗くして、飼い主は診察室にいるので傍に居ない状態で測っています。
(一度だけ測る前にどういう感じで測るのか見せてもらった事があって薄暗くされた部屋に看護師さんといました。測定は獣医師さんみたいですが)

nekonyanさん（大阪府 / 女性 / 28歳）

回答：1件

Re:腎不全猫の血圧について

2015/03/13 10:36 詳細リンク

: (5.0)

腎機能の低下による循環不全は高血圧の要因となります

持続的な高血圧は発作や眼底出血による失明を引き起こし、一般状態も低下する可能性が高まります。

その為、腎機能の低下が認めらる猫では収取期血圧が１５０mmHg以上の場合降圧剤による治療が適応となります。

薬により血圧の低下が認められたとしても、中止すると再度血圧が上昇するケースが多い為、降圧剤は予防としても継続します。

猫にとっては病院に来ることで精神的に血圧が上昇することも多い為、かかりつけの病院でもできるだけ安静な環境で測定するために暗室を使用しているのではないでしょうか。

精神性の血圧変動を心配されるようであれば自宅で測定可能な血圧計もあるのでご相談されてみてはいかがでしょうか？