柴、3歳雄、本噛みで恐いです。
2014/05/29 22:31幼犬の時に他の柴に噛まれてから
散歩の際すれ違う犬や柴を見ると飼い主に飛びかかり本噛みします。
最近は発情期なのか?凄く攻撃的です。
散歩以外では噛んだり飛びかかる事はないです。
しつけや荒治療でも対処法を教えて下さい。
こんこんこんさん ( 東京都 / 女性 / 39歳 )
回答:3件
まず、去勢して、口輪を装着して散歩しましょう。
問題行動専門の獣医師の千田です。
以前にもそのようなケースを見たことがあります。まず、去勢をお勧めしました。去勢したからと言って、攻撃行動がすぐに無くなる訳ではありません。次に、散歩の時は口輪を装着して飼い主が噛まれないようにして散歩をしてもらいました。飼い主さんの安全を確保した上で、攻撃行動を改善していくトレーニングをしていきました。そして、犬を見たら飼い主からおいしいご飯をあげるようにしてもらいました。このケースでは、口輪を装着できたので、すぐに安全に散歩できるようになりました。その後、行動修正法で治療して、犬を見ても攻撃行動は無くなりましたが、飼い主さんは怖くてしばらくは口輪をして散歩をしていたようです。散歩中に他の犬が近づくと、自分のワンちゃんが他の犬に吠えるのをやめさせるために、飼い主さんが自分のワンちゃんを叱ったり、叩いたり、リードを引っ張ったりしていたことが原因でした。
飼い主さんが犬を叱らないこと、叩かないこと、リードを引っ張らないこと、犬とすれ違っても飼い主さんが緊張しないことが大切です。犬に対して叱ったり、痛みを与えたり、リードを引っ張ったりすると、攻撃行動はさらに悪化する場合もありますので、注意が必要です。
当方では、「バッチフラワー」というフラワーエッセンスを使って、ワンちゃんの恐怖心やトラウマを解消しながら、ご褒美などを使って行動修正法を行っていきます。
上記のケースでも飼い主さんは5針縫う大けがをしていましたが、普段はとても大人しい犬で何をしても怒らないようなワンちゃんでした。専門家の指導を受けながらすることが大切です。自己流ですると問題が悪化する場合もありますので、気をつけてください。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
柴犬の咬みつき
こんこんこんさん、他の犬に攻撃をする場合はお散歩に出るのも怖いですね。私が一度トレーニングを一緒にしたワンちゃんは、ラブラドールの6歳のオスです。このワンちゃんは、こんこんこんさんのワンちゃんと同じように、他のワンちゃんから咬まれて以来攻撃的になりました。その攻撃の対象が、飼い主の方にいってしまったのです。その方は一生懸命にワンちゃんから見て尊敬をされるリーダーになるように努められたので、今は攻撃性はなくなりました。
生まれながらにして咬む犬はいません。その原因は大きく分けて二つあります。一つは、自分の身を守るために咬む。もう一つは、自分の強さをアピールするために群れのメンバーに対して咬む この二つです。こんこんこんさんのワンちゃんは、この一つ目にあたりそうですね。小さいころのトラウマは、特に柴犬のワンちゃんは一生引きずってしまう事もあります。これをやめさせるには、こんこんこんさんがワンちゃんから見て強い、守ってくれる、という存在になる事が大事です。ワンちゃんは他の犬が来たら怖い、咬まれる!だからこちらから先に襲って行かないと!という気持ちから攻撃的になります。こんこんこんさんが、ワンちゃんから強く見られればワンちゃんは他の犬が来ても「ママが強いから他の犬が来ても心配する必要がないんだ。」と安心をするようになります。
そのためには、こんこんこんさんがワンちゃんから見ていつも強いと思われるようなトレーニングをする必要があります。柴犬のワンちゃんはDNAから見てもオオカミに近い犬種です。ということは、群れの規則を大事にして群れの誰が強いか弱いかを確認する傾向が他の犬種よりも強いです。強いリーダーになるためのトレーニングをプロの方から教わる事が大事だと思います。ワンちゃんの性格やこんこんこんさんのご家庭の環境に合ったトレーニングを、ワンちゃんではなくこんこんこんさんにしてもらえるトレーナーの方を探される事をお勧めします。柴犬の咬む問題行動は、他の犬種、そして他の問題行動よりも難しい事が多いです。プロの方に来て頂く事を勧めします。
後ひとつ注意して頂く点は、柴犬のワンちゃんには特に手を使って押さえこんだり、攻撃的になっている時には絶対に手で押さえるようん事をしてはいけません。こんこんこんさんがひどく咬まれる可能性が高いです。トレーニングをする時も手で押さえるような事は絶対にしないでください。柴犬のワンちゃんはこれによって攻撃的になるケースがかなり多いです。十分に気を付けて下さいね。
回答専門家
- 川添 千絵
- (犬の問題行動解消セラピスト)
- バークバスターズ ジャパン 代表取締役
問題行動がある犬と飼い主さんをハッピーにできるしつけです。
ワンちゃんが大好きで始めたお仕事ですが、今はもっともっと好きになってます。ワンちゃんも飼い主さんもハッピーになってもらえるのは、本当にうれしいです。餌を使うことなし、無理矢理押さえることもなし。年齢や問題行動問いません。
小川 亜紀子
しつけインストラクター
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ご質問について
初めまして、Dog Signalの小川です。
小さい頃他の犬に噛まれてしまったんですね・・・。
それはトラウマになりますよね。
まず深刻な噛み付きの問題がある場合は、専門家の指導のもと改善トレーニングを行ってください。
千田先生もおっしゃっていますが、自己流で行なうと悪化する可能性があります。
とりあえずそれまでは、お散歩の際はリードを短く持って他の犬とすれ違わないようにしてください。
出来るだけ犬に会わないようにお散歩時間をずらしたり、コースを変えるなどしてみてください。
特に角など出会い頭にばったり会ったりしないように気を付けてください。
もし他の犬に会わず普通、もしくはご機嫌に歩いていたら褒めてあげてください。
散歩でリードが付いている(管理できている)状況ですので避けることが可能だと思います。
リードを短く持って他の犬に会わないようにすれば、とりあえずはしのげるはずです。
そして陽性強化を基本とした専門家を探して改善のトレーニングを行ってください。
決して叩いたりリードを引っ張るなどする方法を取るトレーニング法は行わないでください。
余計に攻撃的になり改善が難しくなってしまいますので。
散歩以外では噛んだり飛びかかることはないということですので、基本的にはいいコだと思います。
とは言え、他の人を噛み付いてしまうと賠償などの大きなトラブルに発展する可能性がありますので、早急に直接見てもらえる専門家を探してください。
(現在のポイント:-pt)
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