対象:住宅設計・構造
お世話になります。
この度、個人住宅を新築します。
その家に、東芝の太陽光を設置したいと思っております。
乗せるのなら、太陽光に合わせて屋根を作っていこうと思ってます。
しかし、頼んでいる建築士が太陽光に疎いようで、かなり心配なのでこちらで質問させてください。
1F鉄骨、2F・3F・搭屋木造
太陽光のパネルは、13枚(8枚+5枚)を乗せる予定。
木造の陸屋根なので、そこには乗せられません。(アンカーが打てないと言われました)
なので、搭屋の庇を30°勾配にしてその上と、太陽光用に30°勾配の屋根を別に作ろうとなりました。
屋根の素材は、コロニアルを予定しています。
配置ですが、下記に添付した図面のような位置で大丈夫でしょうか?
http://xfs.jp/RnrwZ
ファイヤーストレージです。
パラペットから、200しか離さなくて大丈夫なのでしょうか?
また、屋根材もコロニアルで大丈夫でしょうか?
ガルバリウムは考えていません。
アドバイス、よろしくお願いいたします。
くまゆさん ( 埼玉県 / 女性 / 34歳 )
回答:1件
小島 忠嘉
建築プロデューサー
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東芝 太陽光発電システムの設置について
くまゆ様
こんにちは。カナヤホーム・レジデンシャルの小島忠嘉と申します。
弊社は東芝の太陽光発電システムを専門に取り扱っている注文住宅プロデュース会社です。
新築の際に太陽光発電システムを設置されるとのこと、良いことだと思います。
図面を拝見いたしました。
さて、その設置方法についてですが、2つの気になる点がございました。
その2つとは、トップライト廻りのアローワンスとパラペットの高さです。
トップライト廻りのアローワンスとは太陽電池パネルとトップライトとの距離の問題です。あまり近すぎると雨漏りのリスクが出てきます。図面からでは判断できませんが、300mm確保するのが良いと思います。
また、パラペットの高さとは、5枚の方の南側のパネルにおいては午前中に影の問題が生じることが予想されます。
但し、枚数の点から恐らく昇圧ユニットを使用することになるでしょうから、あまり気にしなくても良いかなとも思います。
東芝の太陽光発電システムは設置基準が非常に厳しいです。
トップライトの部分はアローワンスが少ないと保証対象外にもなりえます。
気をつけて設計していただくように太陽光発電システムの施工業者と建築士が連絡を取り合い設計するのが良いと思います。
あと、屋根材についてはコロニアルで特に問題ないと考えますが、当然ながら、太陽電池パネルが搭載されていない部分と搭載される部分では屋根材の劣化進度に違いが生じます。
コロニアルは通常15年程度の製品寿命です。
太陽光発電システムの製品寿命と屋根材のメインテナンスのことを考えれば、劣化にあまり違いの出ない瓦とかの方が望ましいですが、予算のこともあるのでくまゆ様の可能な範囲で考えれば良いと思います。
以上、参考になれば幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
カナヤホーム・レジデンシャル株式会社
小島忠嘉
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