中古住宅購入の住宅ローンが通らない理由

おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

住宅ローンの審査は総合的に判断されます。
総合的にとは、物件の担保価値、借入額、年収、自己資金の額（理想は物件価格の2割+諸費用以上）、勤続年数（理想は3年以上）、勤務先の規模・業種、他の債務、過去の延滞などの履歴などです。

頂いた情報のなかでは、カードローンの延滞、自己資金不足のほかには、勤続年数かと思われます。
他にあるとしたら、物件の担保価値が低いのではなでしょうか。

歌音さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『やはり諸費用込みローンは無謀ではないのだろうかという点が一つ目、
私のようなケースがローンが通らないのは、私の信用問題、
頭金不足の他に何が問題となり得るのか、２点目です。』
につきまして、

歌芽さんも書いているとおり、
住宅ローンの審査を少しでも通りやすくするためにも、
頭金や諸費用分につきましては、
自分自身で用意するようにして、
少しでも借入金を少なくすることで、
住宅ローンの審査に通りやすくなります。

よって、歌芽の場合も、
頭金や諸費用分につきましては予め用意したうえで、
住宅ローンの審査に申し込むことで、
ローン審査にも通りやすくなります。

また、住宅ローンの審査にあたっては、
個人の信用情報も大切ですが、
それ以外にも、本人の勤務先や勤続年数も重要となります。

例えば、歌芽さんの場合は病院ということもり、この点はあまり心配はありませんが、
住宅ローンを申し込んだ本人の勤務先の業績が思わしくない場合、
住宅ローンを申し込まれた金融機関では、
万が一のことも考えたうえでの審査となってしまいます。

また、住宅ローンを申し込んだ本人の勤続年数も重要な要素となります。
一般的には、勤続年数として３年以上の勤続年数となっているようです。

以上、多少なりともご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/

こんにちは、歌音さん

ファイナンシャルプランナーの前野です。

歌音さんのご質問につき回答させていただきます。


１．諸費用込みローンは無謀か？

諸費用込で1450万円の借入と仮定すると、1.6％（メガバンク10年固定金利）で
20年返済で70,637円となります。

当然ながら返済額は低い方がいいですが、現在のご年収からみると
家計に大きな影響を与える返済額ではありません。


ただし、物件価格を超える借入となると、通常は担保価値以上の
オーバーローン状態となるリスクがありますので、
その認識と万一の対処法をプランニングする必要があります。


２．信用問題、頭金不足の他に何が問題となり得るのか？

ご質問の内容から、過去の４度の延滞がローン審査の
一番大きな問題点と推測されます。

また、頭金不足は前述のとおり担保価値以上のオーバーローンと
なりますので、審査は厳しくなる傾向になります。

住宅ローン審査は個々の金融機関によって異なりますので、
それ以外に何が問題となるかは回答が困難ですが、あえて申しあげますと、
勤続年数があります。

金融機関によっては勤続年数が２～３年以上と規定している場合があり、
勤務年数が短いことが不利になることがあります。

しかし、ローンの申し込みが受理されていることから、
これが決定的な問題ではないと推測されます。

その他の属性については不明ですが、現段階ではやはり信用問題が
ローン審査に一番影響しているように思われます。


その他ご不明な点がありましたらご連絡ください。

ご参考になれば幸いです。