対象:リフォーム・増改築
平成23年11月に中古住宅を購入して、クロスの張替や間取りの変更などしてもらった中にトイレの移設がありました。
その時にトイレの中に新たに窓を作ってもらいました。家の裏側にはめったに出ない上、トイレの窓も見上げないと見えないので、今まで全く気がつきませんでしたが、窓の周囲はモルタルの壁が切り取られたままで、モルタル壁の下の木材が見えている状態でした。
窓をはめた後の防水や外壁の補修など されていなかったのです。壁は縦70センチ×横95センチ位、切り取られていました。窓は それより10センチ位小さいです。
職場から施工したリフォーム業者に電話をし、外壁の事を伝え、「雨水、入ってますよね」と言うと、業者はすぐ見に行くとの事でした。それから、2時間後位に携帯に電話があり、もう補修してきたと言うのです。
窓を作ってから、1年半以上も経過してるし、その間に雨も降っているのだから壁の中にしみてるだろうし、と私が言うと業者は、「懐中電灯で照らして見たが大丈夫だった。あまり雨のかからないところでよかった」と言うのです。
私は1年半も雨ざらしになってたのに、大丈夫だという根拠の説明もされないまま、勝手に留守中に補修された事に納得がいきません。
業者は「大丈夫だと確認したから、補修した。我々の事が信用できないならもう一度補修したところを、はがしてもいい」と、ケンカ腰に言ってきました。
モルタル壁の下の木材も見えていたのですが、こういう場合、本当に大丈夫なのでしょうか?雨水の影響などないとは思えないのですが。大丈夫だと どうやって調べるのでしょうか?またどのように補修するのが、いいのでしょうか。
窓は北側にあり、2メートル位あいて、隣家があります。確かに 何もない場所より、雨のかかるのは、ましかもしれませんが、どうも、留守中に補修したところをみると、調べられたらまずいものを、さっさと埋めてしまったのではないかと疑ってしまうのです。
papiyonさん ( 奈良県 / 女性 / 48歳 )
回答:1件

久保田 優一
ガーデンデザイナー
1
納得するようにしてもらいましょう
はじめまして。外壁の補修のことで、何かお役にたてればと思い回答させていただきます。
モルタル壁の外壁は通常下地として、バラ板の上に防水シートを張ってからラスという金網を貼り付けて、モルタルを塗るか、
またはバラ板の上にラスカットというモルタル下地を貼り付け、ジョイントはコーキングで雨が入らないようにしてからモルタルを塗ります。
つまり、下地の防水シート、またはラスカットの段階で雨は室内に入らないようになっています。
今回は、木材が見えていたとのことですが、下地のバラ板でしょうか?
もしくはラスカット(黒くて凸凹した材料)でしょうか?
または防水シート(これも黒い紙のような素材)でしょうか?
防水シートまたはラスカットという下地まで施工されていたとしたら、雨水が入り込んではいないでしょう。
しかし、バラ板の段階であれば、雨がかかりにくい場所でも少しは雨はかかっているでしょう。
(台風や嵐のような天気の日もあるので)
それで直ぐに朽ちてしまうとはなりませんが、一年ほど放置された後となれば
気持ちの良いものではありませんよね。
板の痛みは直ぐに出るものではないのですが、基本的には
目視で、雨筋がないか、また打音検査で痛みはないか確認します。
リフォームされた所とどのようなご契約かわかりませんが、
率直に話し合って、納得の行くようにしてもらうのが、一番よいかと
思います。
必要があれば、どなたか同席してもらえると、尚よしですが。。
ご参考まで
評価・お礼

papiyonさん
2013/06/14 21:01長文にもかかわらず、回答いただきまして有り難うございました。
ラスカットらしい黒い凸凹の板も窓の周りにありました。
なにぶん素人なので、説明不足だったのですが、外壁を切り取られた断面から、モルタルの下の木材がみえていたので、壁の中にも雨水が入りこんで、中の木材がだめになっているのではないかと心配だったのです。
このように外壁を切り取った断面がむきだしで見えていても大丈夫なのでしょうか?
どういう補修をしたのか、業者に聞いてみようと思っています。

久保田 優一
2013/06/15 01:03ご返信ありがとうございます。
ラスカットを貼り付けてあるのであれば、下地まで水は入らないようになっておりますので大丈夫ですが、外壁を切り取った断面から下地の木材(本当の木目した木の板)が見えているということはあまり好ましい状況ではありません。
断面のモルタルが見えている程度であれば、下地の木材が腐っていることはまずないでしょう。ラスカットは大変すぐれた防水効果があります。(一度Googleなどの画像検索で「ラスカット」と検索すると、質問者様のお家に施工されているものと同じかどうか、断面が見えているのはどのようなものかお分かりに慣れると思います。写真や画像は著作権の関係があるルので転載できませんので、ご了承下さいm(_ _)m)
推測ですが、今回はおそらくモルタル壁の断面が見えている程度ではないでしょうか。
あと心配することがあるとすれば、外壁のモルタル部分に多少なりと雨が侵入していることは間違いないので、窓下部分のモルタルの浮き上がりがないかチェックしてみる必要があります。
検査は打音検査で、かなづちなどで軽く叩いてみてポコポコ空洞のような音がすれば浮き上がっています。浮き上がっていないであろう、窓の上や離れた場所の音と聞き比べてください。浮き上がりがあれば、修理する必要があります。
窓下のモルタルの浮き上がりがないか確認し、業者さんとよく話し合いして、修理をもう一度してもらうか、何年か保証を付けてもらうかなど取り決めて頂き文章で残してもらうようにしてください。
木目調の材木が丸見えのような断面であれば、あまり好ましい状況ではないので修理の見直しが必要かと思います。これも含めてよく話し合って取り決めてくださいね。
また今後このような事がないようにリフォームなされる時は、必ず施工完了確認を施主様本人もご実施頂く事をお勧めします。疑問に思うことがあれば、施工者へ率直に質問してくださいね。また質問しやすい業者を選んでおくことも大切です。
施主様も業者もお互いに円満に工事を完成させることが一番よいことですからね(^-^)
(現在のポイント:-pt)
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