対象:ペットの医療・健康
16才 トイプー雑種 白内障(全盲) 食事は基本的にドッグフードのみ。
<経過>
3月23日(土)に急性膵炎と診断されました。老齢なので、治療はせず逝かせて上げた方がよいと獣医から言われました。急性膵炎は激痛を伴うので安楽死の選択も言われました。肝臓も悪く、心臓肥大なども確認され、心臓弁膜症もあり、心雑音がすごくあるそうです。ブプレノルフィンを貰い、約7時間毎に投与。
3月24日(日)
鎮痛剤のせいか少し落ち着く。
3月25日(月)
点滴(5時間半)帰宅後、歩きたがり、自力で水を飲み、排尿、良く眠る
10日ほど前に顔の右側頬に擦れて出来た床ずれのような症状が悪化して化膿していたので、抗生物質を投与。治らないといわれる。
3月26日(火)
点滴 (6時間半)帰宅後、歩きたがり、自力で水を飲み、排尿、排便(黒っぽい 色で臭いは全く無し)
私が頬の床ずれを気にした事と、腫れを見て、獣医がその部分の皮膚(かさぶたの ように硬くなっていた)を取り除き(2cmx5cm)膿を出す。幹部は開いたままで、 消毒してガーゼのようなもので覆う。抗生物質投与。
<質問>
老齢で骨と皮状態。若い頃は3.5-4kgあった体重が先週までは2.5kg強あったのに、今日は約2kgしかありませんでした。獣医からは心拍数も下がっているし(80-100位)点滴しても膵炎の為食べられないので余命は短いと宣告されています。飼い主としては楽に逝かせてあげたいのですが、歩きたがる姿と心臓の鼓動を感じると、まだ生きるような気がしてなりません。
1.点滴をやめれば早めに死が訪れるのは確かなのですが、犬の最期とはこのようなものなのでしょうか?
2.点滴をしても同じような死に方をするのなら、点滴はもう止めた方がいいのでしょうか?
3.点滴をすれば、良い方向に向かう可能性はあるでしょうか?
4.死ぬまでに出来る限り楽にしてあげる方法はあるでしょうか?
5.うちの犬はお腹が空くと鳴くので、痛がって鳴いているかどうかの判断が難しいのですが、鎮痛剤(ブプレノルフィン)はとりあえず鳴いたら上げた方がいいですか?
6.床ずれ部分は神経が死んでいるからあまり痛くないと獣医に言われましたが、そうなのでしょうか?
必死です。何卒、アドバイスを宜しくお願いいたします。
ぷうママさん ( 静岡県 / 女性 / 51歳 )
回答:1件

Re:老犬 急性膵炎 治療それとも・・
急性膵炎の症状は、嘔吐や下痢、食欲不振、腹痛、発熱などがあり、一般的には痛みを伴います。
治療は、点滴での脱水や電解質の補正、栄養補給、鎮痛剤をメインに、症状に応じて制吐剤や抗生剤などを加えて行います。
重度の膵炎は死亡率が高いため、膵炎の治療は通常入院管理で行なうことが勧められます。
質問にあった通院での点滴ですが、入院なしで点滴を行なう場合には、皮下点滴という皮下に液体を入れて水分を補給する方法が適用されます。
しかし、皮下に入れられる液体の量には限りがあり、あくまで対症療法となるため、重篤な状態の子には勧められません。
また、鎮痛剤を最期まで打ち続けると、徐々に耐性が出来るため、薬の効きが悪くなることがあります。
状況によっては、モルヒネやフェンタニルなど麻薬系の鎮痛薬を使用する場合もあります。
今現在、絶食状態で水分のみ与えているとのことですが、長期的に餌を与えない状況が続けば、飢死してしまいます。
急性膵炎の患者で、激しい嘔吐症状が続くのであれば、膵臓を休ませるために1~2日絶水絶食をすることもありますが、症状が落ち着いてくれば、今は積極的な栄養補給が推薦されています。
膵炎の場合、膵臓が働くと痛みが強くなるため、脂肪分やタンパク質の少ない食事をメインにして、膵臓の働きを抑えていくことが重要です。
食欲がない状態が続くようであれば、胃や腸にチューブを入れて外から食事を与える方法もあります。
実際に診察はしていないので何ともいえませんが、2年前からやせているようですので、膵炎以外に病気を持っている可能性もあると思われます。
改善がみられない状態が続くようであれば、内科専門医を受診し再検査していくのも一つの方法かと思います。
ご自身の考えをしっかりと主治医に伝えた上で、もう一度、治療方法を話し合うことをおすすめします。
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