対象:年金・社会保険
回答数: 1件
回答数: 1件
回答数: 1件
35歳の会社員です。
今年子供が生まれ、教育資金の形成方法について悩んでいます。
子供用の貯金等は現状月1万円の出費が限度だと考えています。
単純に計算して月1万の積み立て預金にすると、大学入学時に430万強溜まっているので、最低入学金その他程度には間に合うかとは思います。
当初は学資保険に入ろうかとも思いましたが、元本割れをする商品も多く、それなら同じ金額で投資信託等にまわした方が、元本割れするリスクもありますが、増える可能性もあるので、そちらの方がよいのではと思い始めています。
ただ、今まで運用などしたことがないのでどのような商品にすればよいか分かりません。
また低解約返戻金型終身保険というのもあるという話を聞きました。
月1万円程度の出資で子供が18歳になったところで、ある程度まとまった金額を用意したいと考えたとき、どのような方法がよいのでしょうか。
補足
2012/09/21 17:09文中430万と書いていますが、間違いです。
gibsonさん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
回答:3件
18歳時のまとまった資金について
gibson様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
お子さんの誕生おめでとうございます。
教育資金の形成について、投資信託等も検討されているとのことですが、まず第一に、投資信託は、貯蓄ではなく、投資なので、安易には、考えない方がよいです。
もし取り組む場合は、金融・経済の勉強や、失敗経験を積む覚悟などが必要です。
投資は、人によって向き不向きがありますが、リスクがあることを承知した上で、取り組んでみたいということであれば、もちろん、チャレンジする価値はあると思います。
例えば、毎月2万円ずつ、18年間、積み立てた場合は、元本ベースで、432万円。
仮に18年後に、年3%で複利運用をしたのと同じ成果が出たとした場合は、税金、手数料を考慮せず、約572万円。その差は、約140万円です。
日本では、「投資=賭け事」と一括りにされてしまうことが多いですが、投資理論というものがあり、基礎的な考え方を学んだ上で、計画を立ててスタートし、その後のリスク管理をしっかりと行っていけば、そうそうひどいことにはならないと、個人的には、考えています。
ただし、もちろん成果の保証はありませんので、絶対的な保証を求める方には、向きません。
どのような商品にすれば、の部分は、組み合わせで考えるべきで、ひと言で説明できませんので、必要があれば、個別にご相談いただけると幸いです。
それと、低解約返戻金型終身保険は、中途解約しにくいデメリットがありますから、金利上昇の可能性なども考慮して、判断してみてください。
積立利率変動型の保険商品もありますので、ご興味があれば、そちらも調べてみるとよいと思います。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
gibsonさん
2012/09/22 00:22ありがとうございます。
確かに投資信託は経験がないので、まずはよく調べて勉強しなければならないですね。
もう少し具体的な商品タイプについて今後また質問させて頂きたいと思います。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
1
様々な選択肢の中から自分に合うものを
gibson様
お子様の教育資金の積み立てを検討とのこと。
昨今の低金利もあり、学資保険は安全ではあるものの人気が下がってきています。
まず大きく方法としては4つ考えられます。
1.学資保険による積み立て
2.終身保険の短期払いによる積み立て
3.投資信託による積み立て
4.毎月の預金
まず1と2は保険商品を活用しますから
基本的にはリスクは会社の破綻等を考えなければ気になりません。
ただ、学資保険でリターンが高い所でも現在の年率換算利率は約0.7%です。
一番低金利な今、18年間を固定してしまうのはもったいないと思います。
ただ、確実性はあります。
毎月1万円×12×18年=216万が拠出金ですが
0.7%運用ですと約230万になります。
一方で投資信託などで積み立てた場合は運用先にもよりますが
年率2%~5%は十分に達成可能です。
ただ、毎年プラスのリターンではなくマイナスリターンの年も出てくると思います。
そう考えますと最後の3年程度は利益を確定したいので、実質運用期間は15年位と
考えたい所です。
この際2%のリターンで15年運用し3年放置した場合
約245万
5%運用の場合は
約303万になります。
当然に投資信託の活用の場合はマイナスリターンも考慮しなければなりません。
金利上昇はまだ当分先かと思いますが18年スパンで考えますと
今0.7%の保険で固定することは無いと思います。
私の考えとしては
・投資信託に月5,000円
・定期預金に月5,000円
で、安全とリスクを取ります。
その後金利が上昇してきてから、定期預金の使い道を考えても十分に
今から学資保険に加入するよりはいい結果が出ると思います。
また終身保険の場合は払込期間中はマイナス30%位で
満期後100%以上になるのですがマイナス期間が長いのでお勧めしていません。
色々な選択がありますが、一つの参考にして頂ければ幸いです。
株式会社FPリサーチパートナーズ
http://www.fp-research.jp/
評価・お礼
gibsonさん
2012/09/22 00:06ありがとうございます。
貯蓄性ということでは、保険は金利が低く目的に合わないことがわかりました。
10,000円を投資信託と定期預金に振り分けるという発想はなかったので、金額は小さいですが、分散させるという方法も検討しようと思います。
三島木 英雄
2012/09/22 13:52gibson様
評価頂きまして有難うございました。少しでも参考になれば幸いです。
投資信託に関しては5,000本以上販売されているものから、成長するものを
選択しなければなりません。商品選択で今後が大きく分かれますのでその点は
ご注意をしてください。
真鍋 貴臣
ファイナンシャルプランナー
-
学資保険として低解約返戻金終身保険を使う場合の取り組み方
gibson様
こんにちは。
私は香川県でファイナンシャル・プランナーをしています、香洋ファイナンシャル・プランニング事務所の真鍋と言います。
お子様の学資、迷われますよね。
私も娘が3人おりますので、非常によくわかります。
さて、学資を取り組まれる際の考え方や方法などにつきましては、他の方がお答えになっていますので、私からは「学資保険として低解約返戻金終身保険を使う場合の取り組み方」について書かせていただきます。
まず、低解約返戻金型終身保険についてご説明します。
この商品は、終身保険(保険料を一定期間払い込めば、終身続く保証が提供される保険)の一種で、払い込み期間終了までに解約した場合の解約金は積立額の6割~7割と低いのですが、払い込み期間満了後には、この解約返戻金が100%を超えるというものになります。
この商品を学資保険のように使う場合、たとえばお子様の大学進学に合わせて以下の様に設計します。
払い込み満了:お子様が18歳になる時点(お金を使うタイミングによっては17歳とする必要があるかもしれません)
払い込み満了時の解約返戻金:学資として必要とお考えの額
この商品を学資を用意する手段として採用される場合、以下のような点について注意する必要があります。
・保険料払込期間満了までは解約返戻率が低いので、解約した場合元本割れする。
・一般的な学資保険の様に、中学校進学や高校進学での支払いがない(大学進学など、ある程度大きなお金を用意するようなケースに向いている)
・一般的な学資保険の様に、お子様のけがや入院などに対する保証がない
※個人的には、上記2と3についてはむしろこの方がよいと思いますが…
あと、低解約返戻金型終身保険は、解約返戻金を年金型でも受け取る事が可能(という保険会社の方が多い)ですので、お子様が17歳の段階で解約し、5年に分けて受け取ることで、受験費用から大学在学中の資金として使う…という使い方も可能です。
学費は、出口のはっきりしている資金になりますので、極力元本が確定している商品で取り組まれることをお勧めします。
以上、よろしくお願いいたします。
評価・お礼
gibsonさん
2012/09/26 11:42低解約返戻金終身保険のことがよくわかりました。ありがとうございます。
この保険を使う場合は、決して中途解約することなく、利用しようと思います。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A