対象:心と体の不調
夫45歳、私33歳。結婚5年で子どもができず、昨年10月より不妊専門医にかかるようになりました。
私が黄体不全気味であることと、夫の精子が通常の3~5倍いるのに運動率が25~33%程度と低いことがわかり、普通の夫婦生活での妊娠は難しいといわれました。
自然周期で2回、刺激周期で2回AIHを行い、刺激時に一度陽性判定がうっすらと出ましたが、ホルモン値も低く、そのまま化学流産しました。
体外に進むことになり、5/3に生理が来て5日からゴナールエフとゲストロンの注射を開始。15日に25個採卵でき、うち16個が受精。10個が胚盤胞まで育ち(うちAAグレードが4つ)、凍結されています。
OHSSになってしまったので新鮮胚の移植は見送り。25日に生理がきてマーべロン内服を開始し、指示通り26日に受診したところ、「7/28に肺移植。その前に6/23と7/3に受診し内膜ソウハ」と言われました。
内膜ソウハって、流産の後処置や、堕胎時に行うものではないかと思い、自分なりに調べてみました。
メリットとしては内膜がキレイになる、子宮への刺激で妊娠率が15~20%上がる。
デメリットとしては手術?なので危険はある、内膜が薄くなる等ということでした。
私はお酒が全然飲めないので、採卵時の静脈麻酔も少量にしてもらったのですが利きすぎてふらふらになりました。また静脈麻酔で内膜ソウハを行うことに不安があります。
何度も体外をしているのにうまくいかない、とか、ものすごく高齢であったりするわけではなく、初めての体外で凍結胚もたくさんあるのに、メリットばかりではない内膜ソウハまで行うことに抵抗があります。
6/14にピルが終るため再受診なので、その際にまた先生とはお話してみようとは思いますが、その前に、子宮内膜ソウハについて、私が調べた以外のメリット・デメリットがあるのか知りたいです。(もしかして、7/28と移植日が確定されていることと関係がありますか?)
デメリットを補って余りあるほどのメリットがあるのなら先生の言うとおりにしようと思いますが…必要以上にお腹を掻き回されるのはこわいのです。
長々と書いてしまって申し訳ないのですが…詳しい先生、教えていただけるとうれしいです。よろしくお願い致します。
補足
2012/05/28 17:39回答ありがとうございます。
私のかかっている病院は、結構成績もよく有名なところらしく、先生はエドワーズ博士の教え子であり、いまもよくメールや電話が来て最新の論文等に触れている、だからうちの治療は最先端、というのが自慢のようです。なので、ソウハ術はメジャーではないけれど、一歩先を行く治療なのかな、と思っていました。
しかし、回答では「現在では」行われている病院は少ない、と書かれていましたね。以前は行われていたが、今はあまりメジャーではない、つまりどちらかというと時代遅れということでしょうか?
ちなみに、ソウハ術を行うことによって内膜が厚くなりにくくなった、という話も聞きます。(堕胎を繰り返すと妊娠しづらくなる、もここに通づるのでしょうが)今までの治療では私は内膜が割に薄めで、ホルモン補充をしていましたからそのあたりも心配です。
再度の質問で申し訳ありません。
エイムーさん ( 群馬県 / 女性 / 33歳 )
回答:3件

徐 大兼
鍼灸師
-
体外受精前の子宮内膜ソウハ術について
エイムー様
ご質問頂きありがとうございます。
当院は東京で不妊をメインとした鍼灸治療をしておりますので、少なからずお役にたてる回答が
出来るかと思いお返事させて頂きます。
まずは、当院には都内にある不妊症専門の婦人科に通院する多くの患者様が来院されますが、
最近では移植前の掻把術を行っているところはまず聞いたことがありません。
かなり特殊な方法であり、あまりメジャーではないと思われます。
おそらくエイムー様のお医者様は、内膜がはがれることで体の浄化作用を促し、内膜を再生させて
内膜をリセット出来る、とのお考えの元そのような治療をされているものと思われます。
ただ現在では、特に都内ではほとんどそのような方法を取っている医師はおりませんので
もう一度先生とよくお話をして、ご納得のいく方法を検討されてもよろしいかと思います。
尚、当院の院長が主催しております、『不妊鍼灸ネットワーク』において同様に活躍されている
群馬の治療院の先生もいらっしゃいますので、参考までにURLを貼り付けさせて頂きます。
少しでもお力になれると幸いです。
アキュラ鍼灸院
岩崎
補足
エイムー様
再度のご質問ありがとうございます。
移植前の掻把術につきましては、時代遅れではありませんが、実際の臨床ではあまり聞いたことが無いために、特別な方法であると思われます。
どちらが正しいかの判断は分かりませんが、ご自分が納得する方法を取られるのが良いのではないでしょうか?
『現在では』という言葉に引っかかってしまったようですね。
混乱させてしまい申し訳ありません。
アキュラ鍼灸院
鍼灸師 岩崎

松島 達也
薬剤師
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不妊治療に関して
漢方薬誠心堂薬局の薬剤師の松島です。当薬局は千葉県にあり、都内にも複数店舗があります。不妊症の漢方相談を数多く相談させていただいております。私の知識不足もあると思いますが、現在通われている病院での治療が最先端なのかどうかは、正直わからないです。少なくとも現在当薬局に病院での不妊治療を併用しながら漢方相談をされているお客様のお話しを伺っている限りでは、体外受精前に掻破の手術を行うケースは聞いた事がありません。私の個人的な考えですが、やはり出来るだけ体に負担がかからないようにする事が大切なのではないかと思います。ホルモン剤もメリットはありますがやはりデメリットもあります。今回ホルモン注射により卵巣を過剰に刺激しています。本来自然周期では1周期で1つしか育たないはずの卵を一度に何個も育てているわけですから体には負担にはなっていると思います。今周期はマーべロンを服用し人工的に生理周期を作り卵巣を休ませてはいますが、体やホルモンバランスの乱れを整えるのに時間がかかります。妊娠する事はゴールではなく始まりです、妊娠後は約10か月間妊娠を維持しないといけないのです。また出産後は環境も変わりますし、育児が始まります。ですから出来るだけ体に負担をかけないような選択肢を選ばれた方が良いのではないかと思います。まずは主治医の先生としっかりお話しをし、十分な根拠のもとで判断されてみてはいかがでしょうか?エイムー様から積極的にDrに質問してみてください。混み合っているクリニック程忙しくて治療に対しての説明がないままどんどん治療がステップアップしていきがちです。今回初めての体外受精という事でとても不安な気持ちはご察しいたします。何かお力になれる事がございましたらご返信ください。

佐藤大樹
引越しカウンセラー
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体は機械じゃないことも理解してほしい
子宮内膜掻爬術とは、子宮内膜の全面の組織を採取する検査で、子宮の内膜を数か所検査する組織診のもっと大がかりな検査ってとこです。
要は子宮内膜表面の組織を全部かき出すってことです。
この件に関してはご自身でネットで情報を探すのではなく、医者になぜ必要なのか、どういったデメリットが考えられるのか、納得いくまで聞いてください。
子宮内感染やアッシャーマン症候群を起こす原因にもなるので慎重な判断をしてほしいです。
ただ私としてはもっとあなたやご主人の体を見つめ直すことが大事だと思います。
>>私が黄体不全気味であることと、夫の精子が通常の3~5倍いるのに運動率が25~33%程度と低いことがわかり、普通の夫婦生活での妊娠は難しいといわれました。
>>ホルモン値も低く、そのまま化学流産しました。
お互いに生理機能が低下してることが明らかです。
体質を改善し、お互いに生理機能を高めることがすごく大事です。
体は機械じゃありません。
『このパーツのここがサビてきたから、よし削っておこう』
『ここの動きが鈍くなってきたからオイルをさしておくか』
『もうここダメになったから交換だ』
もしかして今の治療はこういう感じになっていませんか?
参考になれば幸いです。
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