対象:新築工事・施工
質問です
住宅購入を検討しています
現在GARBOCITYという住宅を検討しています
神奈川ですが狭い上に沿線から遠いですが非常に設備が充実していて安い物件でした
再度物件の中を見に行くつもりなのですが断熱等が気になっています
天井裏に入れるので(天井裏小屋があり壁面に点検口がついている)何を見れば
良いかと思いまして・・・
将来的には増築もしたいし・・・
かなり不安があるのですが少しでも良い知恵を貸してはいただけないかと思い
質問させていただきました
2012.5.17
神奈川在住さん ( 神奈川県 / 男性 / 39歳 )
回答:2件
吉田 武志
建築家
1
住んでいる方のお宅を訪問させてもらう。
栃木県宇都宮市で新築注文住宅とリフォームを行う工務店 ヨシダクラフトを経営しています。吉田と申します。よろしくお願いします。
ガルボシティのというのは、建売の分譲住宅のブランド名なのですね。
多くの施工例があるようですから、まず実際に住んでいる方のお宅を訪問させてもらい
お住まいの方に、住み心地や会社のことを聞くというのが良いと思います。
ご自分の購入予定に近い形、仕様のお宅が良いと思います。
断熱が気になるということですから、そこで住み心地や暖冷房のことを聞く。
人によって感じ方は違いますが参考になると思います。
また、建売であれば、建物は出来ているわけですから、
後日、落ち着いたところで、設計図書と施工中の写真等を見せてもらいながら、
天井裏や床下の様子を見学させてもらいつつ、
断熱や気密等について現地で説明を受けたらどうでしょうか?
仕様書どおりの断熱材が入っているのかと、断熱材が隙間なく均一に入っているかを見たらよいと思います。気密シートの施工もあるなら、施工写真等があると確認できると思います。
参考になれば幸いです。
伊藤 裕啓
一級建築士
1
断熱材の確認には注意が必要です
住まいのe-相談室 建築士の伊藤です。
購入を検討されている住宅の施工状況の確認についてのご質問ですね。
住宅を購入されるときに欠陥や施工不良という不安を感じられる方が多いようです。私はこのような不安を感じておられる方に変わり建物の調査を業務として行っています。今回は断熱材の施工に大きな不安を感じておられるようですが、壁や天井裏など見えないところに施工されている断熱材はすべてを確認することができません。ご自身で確認をされる場合は点検口を開けて懐中電灯で外気に面する部分に隙間なく施工されているか、木材などに十分固定されているかという事に注目してください。天井裏であれば内部に入り込んで確認すべきなのですが、天井裏は狭く足元が悪いのでお勧めできません。
断熱材は浴室天井点検口や床下点検口からも確認することができる場合があります。天井点検口は脚立等がなければ内部を見る事ができません。
ご自身で検査を行う場合、断熱材以外に図面に書かれれている通り施工されていることを確認するという作業がオススメです。間取り、窓・扉の位置、コンセント・スイッチ類の位置や数量と確認すべき事項は数多くあります。
このうち断熱性能にかかわる部分は窓などの開口部の仕様です。住宅では壁や天井の断熱工事は重要ですが、開口部からの熱の出入りが一番大きいとされています。仕様書と照らし合わせて確認をしてください。
ご自身で検査される場合、最も注意しなければならないのは怪我をしない事と建物を壊さない事です。私のように業務で行っている人はかなり注意を払って作業しています。購入前の物件を壊してしまうと補修費を請求される可能性があるのでご注意ください。
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