対象:保険設計・保険見直し
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はじめまして。41歳会社員女性(独身)、両親と同居しています。
年収は約300万円程度で、今年から年6ヶ月分の賞与が見込めなくなりそうです。
貯蓄は約1500万円ありますが、銀行に預けっぱなしで特に資産運用はしていません。先日初めて銀行の休日相談会に行き、いくつか個人年金保険の提案をいただきました。今まであまり興味がなかったのですが、不景気ですし年金を確実に受け取れるか、自分が60歳になった時のことを考えると今契約をすべきかと考えています。
1.明治安田生命「虹色きっぷ」年払い360万円、払込期間10年
2.アフラック「WAYS」死亡保険金1000万円 5年払い済み保険料約532万円
どちらも今の貯蓄額であれば支払いは可能ですし、それぞれにメリットがあり迷っています。元本割れのリスクも少なそうですので、どちらかを契約して残りの貯蓄はまた別のものに分散させようかと考えています。
家族にも相談しましたが、1つに絞らず貯蓄・年金保険・大企業の株配当などに分散させるように言われました。私個人は外貨運用や株式には興味がありません。
今回銀行の方に勧めていただいた商品は、私に適したものといえますでしょうか?
アドバイスをいただければ幸いです。
補足
2012/04/25 21:47このたび多くのアドバイスをいただき本当にありがとうございます。
その後もう一度相談会に参加し、別の保険の説明などもしていただいた結果、一時払い・年払いでそれぞれ1件ずつ、受け取り開始時期を51歳・61歳に分けるプランをご提案いただき、契約することになりました。解約等による原本割れはないと考え、年金受取開始まで20年弱ありますので、その期間のことも考慮して決めました。今まで自分の貯蓄や保険のことには無頓着でしたが、専門家に相談するとともにもう少し勉強する必要があると反省しております。
改めてお礼を申し上げます。
makkiさん ( 兵庫県 / 女性 / 41歳 )
回答:6件
金利上昇の可能性について
makki様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご検討中の商品は、確かに、最近のような超低金利下では魅力的に映るかもしれません。
ただし、今後、国内の金利が上昇する可能性もありますので、慎重に考える必要があると思っています。
もし契約するにしても、分散運用のひとつと考えておいた方が無難です。
ところで、今後、金利が上昇するようなことがありえるのか、という点です。
もちろん、低成長経済の中で、延々と金利が上昇しない可能性もありますが、考えられるのは、悪いインフレが起こってしまうケースです。
今は、日本政府が発行した長期国債を日本銀行が、市場から買い入れるなどで金利を低下させていますが、際限もなく、このような手法を使うと、あるとき、臨界点に達し、制御不能なインフレを招く、との指摘があります。
ひとたび、インフレが起これば、通貨(円)の価値は、大きく損なわれてしまいます。
そう考えると、まったくリスクのない選択はない、ということになります。
今、表面に見えていることが全てではありませんので、さまざまな可能性を考慮しながら、将来の準備を考えてみてください。
以上ご参考になれば幸いです。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

渡辺 美晴
保険アドバイザー
-
個人年金について
こんにちは
保険アドバイザーの渡辺です。
今週末からゴールデンウィーク。楽しみですね。
休みの1日くらいは、自分の将来をまじめに見つめる日にするのも良いかと思います。
老後の年金は毎日の報道を見てると本当に不安になりますよね。
自分でも、多少の積立をしなければと思ってしまうのは当然ですし、
国も自助努力を推奨しています。
もし、老後のための追加の積立てをお考えなら、個人年金として保険料を控除
できる方法で申し込むのが良いですよ。(税制適格年金)
また、よく聞くのはお金が増えない。という意見ですが、
実は現在、デフレの時代なので、数字はそのままで価値があがってる時代と
考えていただけば少しは気持ちの整理がつくかと思います。
(お金の額は変わらなくても、前よりたくさん買えるようになったとか、そんな感じです)
(ここ掘り下げると長くなるので、割愛します)
自分にあってるかどうか、ということですが、長く続けられる範囲でなら
全く問題ないと思います。ただし、「税制適格」商品にするかどうかだけ
しっかり検討してください。毎年のことですのでけっこう差がでます。
(もろもろ控除後の課税対象額によりますが、税率10%で保険料を年8万円以上払うと、4000円が調整で戻るという計算です。)
以上簡単ですが、参考になれば幸いです。
ご不明点はお気軽にご相談ください。(匿名でオッケーです)
保険コンサルティングオフィス
有限会社ワークソリューション
代表 渡辺
http://www.work-sol.com
補足
具体的な回答は公的な場ではできませんことを
後付で恐縮ですが、ご了承ください。
インフレを懸念するコメントがありますが、まずは、確実にためる。
始めるということがじゅうようです。
もちろんインフレなどのリスクは当然あります。
しかし、リスクを小さくする方法もあります。
余り恐れすぎないことです。

釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
保険で貯蓄はおすすめしません。
makki 様
この度はお問い合わせをいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口です。
貯蓄方法はその方の考え方もございますし、リスクを取れるか
どうかも人それぞれです。
ですから正解はmakki様ご自身で決定する以外方法はありません。
ただやはりプロの意見をお聞きになることはとても良いこと
だと思います。
正解はないという前提で、私なりのアドバイスをお伝えいたします。
保険で貯蓄はおすすめできません。
理由は3点
1.保険会社の破綻…個人年金保険などの貯蓄性の高い保険ほど
ダメージが大きい。
http://profile.allabout.co.jp/w/c-15771/
2.インフレリスク…提案を受けられている2つの保険とも、
固定金利の保険ですので、今後物価や金利が上昇した場合、
お金の価値が下がりますので、年金額の相対評価も下がってしまいます。
http://profile.allabout.co.jp/w/c-18232/
3.保険料払込期間中の解約元本割れリスク
絶対に解約をしなくていいのであれば、この点に関しては
問題ありませんが、解約をしなければいけないような不測の事態
のことを考慮すれば、保険で貯蓄することは危険。
makki様がどうしても元本保証に拘られるのでしたら、
インターネット専業の定期預金がベターです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
http://www.bys-planning.com
よろしくお願いいたします。

森 久美子
ファイナンシャルプランナー
2
個人年金保険の考え方
makkiさん、こんにちは。
ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
2つの商品とも、makkiさんの希望にできるだけ沿った商品として、おススメされたのだと思います。
生命保険を利用した運用について否定するつもりはありませんが、まだ41歳のmakkiさんが、あえて選ばなくてもよいと思います。
一番の理由は、現在にような低い利率で20年間もの長期にわたって金利を固定する必要はないからです。
金利がこの先どう動くかはわかりません。
まずはネット銀行などの比較的金利が有利な定期預金などに預けて、ご自分でも運用について勉強してみてください。
まだお若いですから、自分に投資することだってできますよね。
頑張ってください。

石川 智
ファイナンシャル・プランナー
-
色んな意見があるでしょうが。。。
こんにちは、高知のFPの石川です。
ご質問のような内容ですと、必ず「インフレリスク」「低金利下での保険商品の選択」というポイントが挙がります。
そして、定期預金でいいのではないか、という話に落ち着くことが多いです。
確かに現在の状態を判断すると、短い期間でたくさん増やせる保険商品はあまりありません。
さらに、ご本人の価値観やリスク許容度もあり、ご相談者様のご希望に沿うアドバイスもなかなかございません。
しかし、勧められているような商品で、返戻率が10年以内に100パーセントを確実にこえ、数パーセント上乗せされれば、普通に定期に預けるよりは「増やる」のも事実です。
数年で解約をせず、長期間置いておくことを想定すると「約款に決まっている増え方では物足らなくなるかもしれません」ということをついつい話してしまいます。
金利上昇があるかもしれない、と言えなくもないからです。
現実には、誰にもわからないのですが。。。
ならば、それを踏まえた上で、10年以内にある程度増やせる商品を活用し、さらに10年後に状況を判断し、その時にあった商品を選ぶという選択肢もあるのではないでしょうか?
例えば最近は豪ドルの一時払い年金なども売れています。
全てをこれにつぎ込むのは問題でしょうが、手持ち資金の一部を運用するというスタンスならばありかと思います。
利率変動型の終身保険を利用する方法もありますし、米ドル建ての終身保険も悪い選択ではありません。
全てを短期払いにし、金利や為替を判断し解約するかしばらく置いておくかを決めるというやり方もできます。
ただ何回もいいますが、ご本人の価値観とリスク許容度次第ということと、誰にも10年後はわからない、ということをご理解ください。
お勧めされている商品以外にも、面白そうなものもあります。
保険に詳しいFPと一緒に勉強されたらどうでしょうか?
以上少しでも参考になれば幸いです。

宮里 恵
ファイナンシャルプランナー
2
分散投資を考えましょう。
はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの宮里です。
確かに1500万もの貯蓄を預けっぱなしは勿体ないですね。
基本的に資産運用は、長期運用、分散投資が基本なので、makkiさんが将来的にどのような形で受け取りたいかということを前提に、いくつかに分けて加入するといいと思います。
銀行で提案されているのは、どちらも円建ての保険商品ですね。
外貨建ての保険商品もメリット、デメリットありますが、円建てのものだけを持つよりもリスク分散になりますよ。
銀行ではそこで取り扱いのある保険会社の商品しか、提案できないので、できれば独立系の中立的な立場で相談できるファイナンシャルプランナーなどに相談されるといいと思います。
詳しいご質問などあれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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