対象:投資相談
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全く初めてですが、どうやら現在円高で、持ち直しつつはあるらしいのですが。。。
外貨が良いのかなと思っています。
1.
円高と世間がいっているのは、米ドルにたいしての事で、今はドルが買い時と考えればよいのでしょうか?
2.
為替をみると豪ドルは、円高なのが円安なのがよくわかりません。
教えて下さい。
3.
円高で有れば、ドルコストしてる内に円がどんどん安く戻っていきそうなので、資金を有る程度今買っておいた方がオススメなのでしょうか?
ユーロは円高になってる気がするので、今買いと考えてよいのでしょうか?
今、為替がどんどん戻っていくので、買い時逃したくないので少し焦っています。
考え方を教えて下さい。
うさ子さん ( 大分県 / 女性 / 43歳 )
回答:3件
為替についての考え方
うさ子様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、確かに今月に入ってから、急に円安方向に動き始めていますね。
1.米ドルは、買い時か
これは、長期で考えるか、短期で考えるかにより、判断が異なります。
例えば、1年以内に為替がどう動くか、について、ずばり的中させられたら、すごいことですが、短期でのずばり的中は、プロでも難しいのが現実です。
なので、短期的な売買を目的として、外貨MMFを購入することは、賭け事の要素が強くなってしまうので、おすすめしかねます。
一方、もしも長期で考えるのであれば、分散投資の意味で、資金の一部を米ドルで保有しておくことは、有効と考えられます。
今は、過去との比較で、相対的に円高なのは、事実です。
長期で見れば、急激に円安方向に振れていく可能性はありますし、もしもそうなると、理屈の上では、円の購買力が低下し、輸入品が値上がりして、その分、家計を圧迫することになります。
2.豪ドルは、高いのか安いのか
豪ドルは、今は、金利が高めなので、必要以上に資金が集まってきており、やや豪ドル高になっている可能性は、ありますね。
そもそも為替変動の大きな通貨なので、投資は、慎重に計画的に考えてください。
金利差を考慮すれば、為替での下落をある程度まで吸収できる場合もあります。
3.ドルコスト平均法の有効性、ユーロは買い時か
ドルコスト平均法は、損も益も平均化してしまうので、それほど大きなリターンは期待しにくくなりますが、守りには強いといえます。
それほど殖やす必要がない、守りを重視する、というお考えであれば、ドルコスト平均法は、有効です。
ただ、そうはいっても価格変動のリスクをとることに変わりはありません。
慎重にご検討ください。
ユーロについては、国家債務危機が、解決したわけではないので、危機が再燃した場合は、また下落に向かう可能性もあるとみています。
いずれにしても、短期的な予想で、バタバタと取引をしても、よい結果は出にくいですし、お金に囚われた生活に入ってしまう危険性があります。
必要に応じて、アドバイザーのサポートを受けながら、生活設計重視の資産運用を心掛けることをおすすめします。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
1
外貨建てMMFについて
うさ子さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
質問1について
1.欧州危機の不安が和らいできたこと。
2.日銀のインフレ目標。
3.米国景気の改善。
などが、為替を円安に動かしています。
既にドル円相場では円安に振れていますが、
今後もその傾向が続くかも知れません。
質問2について
豪ドルにたいしては、
既に円安になってしまっているようです。
質問3について
購入方法につきまして、
うさ子さんが今後も引き続き緩やかに円安に振れていくとお考えでしたら、
購入方法としては、ドルコスト平均法でよろしいと考えますし、
今の水準が限度だとお考えでしたら、
まとめて購入することになりますが、
為替相場につきましては、
専門家でも読み切れませんので、
最終的にはうさ子さんご自身で判断していただくことになります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
1
円安・円高の考え方をご紹介します
うさ子様
初めまして、ライフプランの作成と資産運用でお客様をサポートするオフィスマイエフピーの吉野充巨です。
ご質問にお答えいたします。
普段使われている円高・円安は、過去に対して円高になっている、円安になっていると標記していることが多く、過去をどの時点に置くかによって異なります。例えば、近々の5年を取れば、現在は円高です。一方二週間前に比べれば円安になっています。
一般的には新聞等の見出しでは、円高・円安はUSドルに対する高・低を言います。現時点は、過去からの過程で、ドルに対して円が高くなっていました。本日は80円大ですが、専門家の間でも、今後もこの傾向が続き円安になると観る方と、円高になると判断している方にら2分されています。
ただし、過去との比較ではない、円安・円高の判断をする場合に、購買力平価説と金利平価説があり、現在のドルと円の価格は購買力平価説に則れば、適正なレベルです。例えば、有名なビッグマック指数の1月13日で試算すると76.19円程度になります。
また、金利平価説では、過去の基準点の取り方で、適正レベルは60円台となる資産もありますから、今後大きく円安に振れる予想をする方は少ないようです。
豪ドルに関しても、11年7月のビッグマック指数では70.17円、ユーロは93.02円と試算されます。
そしてユーロ圏は金融危機への対応で金融緩和を継続していますので、円高の予想が高いと考えています。
豪ドルに対しては、現況はすでに円安が進んでいます。豪ドルは資源国通貨として、強い通貨として持て囃されていますが、金利平価説から考えると、日本の国債が1%で豪州が4%という差を為替で円高に調整される時期がいずれ来ることが予想されています。
ただ、以上は、理論的な価格のことで為替の予測はプロでも難しいとされ、プロはトレンドフォーローという手法で短期売買をすることが多いようです。
うさ子様として、現時点から考え、円が安くなると予想されるのであれば資金の3分の1程度を、各通貨に分散して投資し、円安が進んでトレンドが固まった際に、残りの半分を投資するなどの時間分散をご検討ください
ところで、ドルコスト平均法は有利でも不利でもない投資手法です。条件の設定によっては、ドルコスト平均法よりも投下部購入法がすぐれます。あまり拘る必要はないと思われます。
補足
文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの説明
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
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