対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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円安・円高の考え方をご紹介します
うさ子様
初めまして、ライフプランの作成と資産運用でお客様をサポートするオフィスマイエフピーの吉野充巨です。
ご質問にお答えいたします。
普段使われている円高・円安は、過去に対して円高になっている、円安になっていると標記していることが多く、過去をどの時点に置くかによって異なります。例えば、近々の5年を取れば、現在は円高です。一方二週間前に比べれば円安になっています。
一般的には新聞等の見出しでは、円高・円安はUSドルに対する高・低を言います。現時点は、過去からの過程で、ドルに対して円が高くなっていました。本日は80円大ですが、専門家の間でも、今後もこの傾向が続き円安になると観る方と、円高になると判断している方にら2分されています。
ただし、過去との比較ではない、円安・円高の判断をする場合に、購買力平価説と金利平価説があり、現在のドルと円の価格は購買力平価説に則れば、適正なレベルです。例えば、有名なビッグマック指数の1月13日で試算すると76.19円程度になります。
また、金利平価説では、過去の基準点の取り方で、適正レベルは60円台となる資産もありますから、今後大きく円安に振れる予想をする方は少ないようです。
豪ドルに関しても、11年7月のビッグマック指数では70.17円、ユーロは93.02円と試算されます。
そしてユーロ圏は金融危機への対応で金融緩和を継続していますので、円高の予想が高いと考えています。
豪ドルに対しては、現況はすでに円安が進んでいます。豪ドルは資源国通貨として、強い通貨として持て囃されていますが、金利平価説から考えると、日本の国債が1%で豪州が4%という差を為替で円高に調整される時期がいずれ来ることが予想されています。
ただ、以上は、理論的な価格のことで為替の予測はプロでも難しいとされ、プロはトレンドフォーローという手法で短期売買をすることが多いようです。
うさ子様として、現時点から考え、円が安くなると予想されるのであれば資金の3分の1程度を、各通貨に分散して投資し、円安が進んでトレンドが固まった際に、残りの半分を投資するなどの時間分散をご検討ください
ところで、ドルコスト平均法は有利でも不利でもない投資手法です。条件の設定によっては、ドルコスト平均法よりも投下部購入法がすぐれます。あまり拘る必要はないと思われます。
補足
文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの説明
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
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この回答の相談
全く初めてですが、どうやら現在円高で、持ち直しつつはあるらしいのですが。。。
外貨が良いのかなと思っています。
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円高と世間がいっているのは、米ドルにたいしての事で、今はドルが… [続きを読む]
うさ子さん (大分県/43歳/女性)
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