対象:住宅設計・構造
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具体的に何を追加しろと言われたのでしょうか?
大阪で設計事務所をしています。
8万円と云うのが不可解ですね・・・基礎のどの部分を追加しろと言われたのでしょうか?
長期優良住宅の認定を下ろしているのであれば、基礎の設計も行っているはずです。
建築確認申請のみですと、基礎の内容まで申請書には明記しませんので、配筋等の数量を増やせろと云う程度のことは云われる可能性がありますが、基礎の設計を行って耐震等級2以上を確認しないと長期優良住宅は認定されません。また、それ以上の構造的な追加を保険の方から要求された経験がありません。
解体予定の建物があっての申請であれば、解体完了後の地盤調査の結果、地盤改良が必要になったと判明することも、稀にあることですが、その場合であれば8万円程度の金額では済みません。60~70万円程度のオーダーです。
基礎のどの部分を追加する様に云われたのか具体的に工務店さんに尋ねてください。
瑕疵保険は本来、工務店の義務として、2000万円を供託するか保険に入るかを選択して、工務店が何等かの理由で、瑕疵に対処出来なくなった場合に建築主を救済する為に創設された制度です。2000万円を供託出来る余力があれば、必要の無いお金です。ですので、建築主が瑕疵保険の保険料を支払うのもおかしい話しなのです。
評価・お礼

みなるさん
2012/02/08 00:41早速回答ありがとうございます。
キッチンダイニングが約6.6×3.6メートルなのですが、その中心に基礎を1本付け足すように言われたとのことです。
その費用が8万円だそうです。
長期優良住宅の認定を受けているので付け足す必要はないと思っているのですが、いかがでしょうか。
工務店は付け足さないと保険に入れないと言っています。他の保険会社にも聞いてもらった方がいいのでしょうか。
福味 健治
2012/02/08 06:20ご評価頂き有難う御座います。
保険会社は仕様基準で、必要だと言っています。設計者は性能基準で長期優良住宅を下ろしていると思われます。
長期優良住宅を適合させるには仕様基準と性能基準の二通りの方法があります。
仕様基準とは、面倒な構造計算を行わなくても、これだけの事をしておけば、大丈夫だろうと、ベタ基礎の面積を3.64mx3.64m程度が最大面積となるように取り決めています。
性能基準とは、取り決めた方法が何等かの不具合を生じたり、コストを抑える為に構造計算を、個々の住宅毎に行って数字で安全を検証する方法です。
保険会社には一言、「性能基準で認定を下ろしています」と言えば判ってもらえるはずです。
回答専門家

- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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