対象:リフォーム・増改築
回答:4件
中古住宅のリノベーションで注意したいこと
中古住宅のリノベーションに関してですが、ひとつ注意されたほうがいいことがあります。
それは、家の耐久性についてです。
世の中の木造住宅の多くが、耐久年数30年ぐらいで建てられています。
ですので、築20年でしたら、その家の寿命が10年ぐらいしかない可能性もあります。
そこにお金をかけてリノベーションするので、リノベーション費用もその10年しか生きてきません。
そこでどうすればいいか?ですが、工務店か設計事務所のどちらかにまず相談されてみることです。
インターネットで調べられると、センスの良い家造りをしているところは、HPもセンスがいいです。
数か所ピックアップしてみて、そして出来れば直接その会社が手掛けた家を見せてもらうのがいいでしょう。
建て主と信頼関係の出来ているところなら見せてもらえる家や現場を持っているはずなのでそれを一つの
目安にされるといいでしょう。
そして1社決めて、そこに実際に物件を探してもらって、家の耐久性なども一緒に判断してもらうのが
安心しやすい方法でしょう。南仏風、北欧風も可能だと思いますよ。そういうデザインを売りにしている
ところを目安に探されるといいでしょう。
お役に立てれば嬉しいです。
八納啓造
評価・お礼

ロビんさん
2012/01/11 23:07ありがとうございました。
回答専門家

- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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八納 啓造が提供する商品・サービス
新築かと・・・
大阪で設計事務所をしています。
一戸建て・中古マンション・中古住宅と、住まいの選択枝が数多く限りある予算をどう使うか悩ましいところです。
中古住宅をリノベーションとのお考えですが、ご年齢と嗜好を考え合わせると新築が宜しいかと思います。
良質な輸入住宅の中古が運良く出回っていれば、それに越したことはありませんが、既存の木造住宅を輸入住宅に見えるくらい改装し、残りの人生をその家に託せる程度のリノベーションを行うとなると、新築と同程度かそれ以上の費用が必要かと思います。
中古マンションも、耐用年数とこれからの人生を考えると、余程の好条件の物件に出会わなければ、難しいでしょう。
今、リタイアされた方からのご相談で、今住んでいる住宅を建替えかリフォームかとの相談を良く受けるようになりました。
その際ご回答しているのは新築より、リフォーム・リノベーションで、家の寿命をご本人以上に延ばす事をお勧めしています。
それは、依頼者の年齢を考え、今まで慣れ親しんだ家の面影を残す方が、安価で安住に過ごせると考える所以です。
現在の工法で木造住宅を考える場合、ローコスト住宅でも50年以上持たせる事は充分可能です。また、既存の間取り・スタイルに躊躇うことなく、好みの間取り・スタイルを志向できます。
文面からだけの推察ですが、質問者さんの場合新築が相応しいかと考えます。
評価・お礼

ロビんさん
2012/01/11 23:10この度はありがとうございました。 親戚に土地を持っている方もいるので、土地探しの参考にしてみます。
多々のアドバイスありがとうございました。
回答専門家

- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
福味 健治が提供する商品・サービス
中古住宅の再生リフォーム
横浜の設計事務所です。
私はこれまで、築30年以上の家を再生するリフォーム(リノベーション)を5件ほど手がけ
今も1件が進行中です。
中古住宅の再生リフォームはこれからの選択肢として増えていくと思います。
ただし、再生リフォームにはきちんとした技術力が必要です。
耐震性、断熱性能、間取り変更などの生活設計と既存構造との関連など
専門的な知識と設計力が要求されます。
さらにこれからの家としてパッシブデザイン(冬には陽を、夏は風を取り込むデザイン)
なども必要です。
新築と同等の知識とリフォームの際に出てくる問題の解決知識が必要です。
ビフォー・アフターのようなスケルトン・リフォームまで行えば、耐震等級3相当で
次世代断熱仕様の性能をもたせて、今後何十年にもわたる寿命を与えることも可能です。
しかし、そこまでやるときちんとした工務店なら1500万円前後~くらい
(延床で30~40坪くらいの家/神奈川県の場合)はかかります。
その他外構や設備にこだわればさらにプラスにはなります。
同程度の広さと性能をもつ新築に比べればだいぶ安くはなりますが、新築と迷うゾーン
だとは思います。
現状の家の性能を、既存図面や耐震診断などできちんと把握して、予算との兼ね合いで
どこまでやるか?というのは専門家の手助けがなければできません。
築年数が新しければ手を入れる箇所は部分部分ですむ場合もありますが、それだと
前述のような性能がだせるかどうかは個々の家の状態によります。
まずはお近くの設計事務所をネットなどで検索して何社かお尋ねになるのが
いいと思います。新築設計とリフォーム設計の両方の経験がある設計事務所に
協力してもらいましょう。
そうすれば中古住宅の購入時にもアドバイスをもらうこともできます。
< あーす・わーくす http://office-ew.com >
補足
開けてみると、思いの外シロアリにやられていてかなり構造に手をいれなければ
いけない場合もありました。
輸入住宅のような家というのが外観程度なら、外回りのデザインですみますが
内部もそのような家にするのであれば既存の家の間取りにも左右します。
いずれにしても、リノベーションというのは個々の家によって状況がまるで違うのを
一つ一つ解決していくもので、専門家がきちんとかかわらなければまともな内容
にはなりません。
十把一からげの新築そっくりリフォームとは雲泥の差になります。
リノベーションにはきちんとした設計力と経験のある施工力が必要です。
評価・お礼

ロビんさん
2012/01/11 23:07ありがとうございました。
回答専門家

- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
富士北山の木で家を建てませんか
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横山 彰人
建築家
-
新築で自分らしい暮らしを
いろいろ悩んでおられることよくわかります。
二件目のお住まいだと思いますが、今住んでいる家の良さも悪さも経験しての次の住まいですから、なかなか要望にあつた中古住宅は市場に出ていないのではないでしょうか。
中古マンションをリフォームするにしてもマンションゆえの限界があります。
小さくても暮らしにあつた住宅を、設計者と話し合いを重ねながら作る新築で考えた方が、納得できるのではないでしょうか。
評価・お礼

ロビんさん
2012/01/11 23:12アドバイスありがとうございます。 新築も視野にいれて、いろいろ探してみます。この度はありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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