対象:家計・ライフプラン
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投資信託初心者です。
色々な金融機関の人に説明してもらって、「US-REIT」を始めたいと思ったのですが、自分としては、為替ヘッジなし、と考えていたのですが、お店の人は、だんぜん「あり」をすすめてきます。
今、円高でこの先円安にむかっていくと、単純に考えたら「なし」でいいのかな、と素人考えをしたのですが、為替ヘッジありをすすめられる理由はなんでしょうか?
為替の変動をうけようが、うけまいが、円高になったり円安になったりするのであれば、最終的に円安になっていたら、それでよいのではないのでしょうか?それともそんな簡単な商品ではない、ということでしょうか?
こういう基本的なこともあまり理解できないで、はじめるのは危険でしょうか?
浜田さん ( 東京都 / 女性 / 41歳 )
回答:1件
松永 文夫
ファイナンシャルプランナー
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為替ヘッジ
浜田さん、こんにちは。
FPコンサルティングオフィスの松永です。
外国資産の投資信託は、ご承知のとおり為替変動のリスクがあります。そこで商品によっては為替ヘッジ有りのコースも用意しています。
「なぜ為替ヘッジ有りのコースを勧められるのか」とのご質問ですが、恐らく、今はマーケットが非常に不安定な状況にあるためでしょう。為替相場も円高・円安どちらに大きく動いても不思議ではない状況です。販売会社の担当者の方は、少しでもリスクを抑えた形でと思ったのではないでしょうか。
また、今は米国と日本の金利差が小さいためにヘッジコストが安いということも理由の一つでしょう。
しかし、だからといって私も「為替ヘッジ有り」をお勧めするということではありません。ある程度は為替の影響を受ける資産を保有することで分散投資をすることができます。
大切なことは、浜田さんの資産全体のバランスです。
国内外の債権や株式、不動産等に分散して投資することが、できるだけリスクを抑えてかつ効率的な運用をする基本とされています。
「為替ヘッジ無し」の商品を購入することで通貨も分散するか、為替リスクは避けて「為替ヘッジ有り」の商品を購入するかは個々人の投資に対する判断となります。
今回は「US-REIT」を購入するとのことですが、一つの資産にあまり偏らせないようにしてください。前述した通り、運用資金は幾つかの資産クラスに分散されることをお勧めします。
また、投資時期を分散させるということも大切です。相場観で一度に投資するとリスクが大きくなります。少しずつ購入していくということも検討してみてください。
以上、ご参考としていただけましたら幸いです。
FPコンサルティングオフィス 代表 松永文夫
http://www.fp-consul.jp/
評価・お礼
浜田さん
2011/12/15 07:59ありがとうございます。
金利差が小さいためにヒッジコストが安い、とういうことですね。なるほど。。。
そういうこともあるんですね。
投資っていろんなことを頭に入れないといけなくて結構大変ですね。
今回はREITのほか2本新興国の債券を買おうと思うのですが、時期をずらすとかそういうこともしないとリスク分散にはならないってことですね。
今度お店に言ったときに買い付けの時期についても相談してみます。
私の投資に対するイメージは、いかにリスクを抑えるか、って感じになってきましたが、目先の金額より、結局はそれが一番なのでしょうか・・・
松永 文夫
2011/12/15 10:51ご評価をいただきありがとうございます。
資産運用において、収益とリスク(価格の変動)は比例します。ですから、どのくらいのリスクまで許容できるかということを決めれば、収益は自ずと着いてきます。
ゆっくりと取り組んでみてください。
(現在のポイント:-pt)
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