対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
お世話になっております。以前資産運用について質問させていただきました。
現在色々整理して考え、メガバンクに預けてある雀の涙ほどの利率の定期預金を解約し、投資先を振り分けているところです。
前回質問した際、インフレ対策についてご指摘いただきました。
私なりに勉強した結果、物価連動日本国債というものが比較的安全に運用できるのではという結論に至って至りました。
しかし素人には難しく、わからないことも多々あります。
1)証券会社などから投資信託の形で購入することになるようですが、投資信託を扱う会社によって手数料、信託報酬等は違ってくるのでしょうか?
2)インフレ対策として購入する場合、資産のどのくらいを検討したらいいのでしょうか?現在考えているのは、余裕預貯金のうち25%まで位です。
また、投資額が少なすぎると手数料等による損が多くなってしまうのでしょうか?
3)円高、金利など物価に影響を与える経済動向はどんなものがありますか?
4)外国債等と比較してリスクの面では日本国債が安全であると考えていいのでしょうか?
dogdogtammyさん ( 岡山県 / 女性 / 31歳 )
回答:1件
インフレ対策について
dogdogtammy様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の物価連動国債は、消費者物価指数(CPI)がどんどん上がっていく局面であれば、価格も上昇しますが、期待インフレ率が低下する局面などでは、大きく値下がりしてしまうことがあります。
さらに言うと、10年国債利回りでも変動します。
仕組みについては、やや難しいですが、財務省のホームページにも説明があります。
http://www.mof.go.jp/jgbs/topics/bond/10year_inflation-indexed/index.htm
なお、前回も書きましたが、金(ゴールド)や物価連動国債は、個別的な投資対象をおすすめしたものではありません。
あくまで、お金についての考え方を述べたものです。
どんな投資対象でも、やり方次第で、結果は異なります。
それから投資信託の手数料は、販売手数料は、販売会社によって異なりますが、信託報酬は、どこで買っても同じです。
いずれも料率で設定されているので、投資額が少なくても特に不利にはなりません。
インフレ対策として購入する場合、何割がよいかについては、家計全体を見ないと、アドバイスが難しいです。
そもそも日本は今、デフレが問題視されているわけですから、そこをどう考えるかです。
率直に言って、積極的に買っている人は、少ないと思います。
物価への影響としては、円高は、国内の物価を押し下げる方向で影響していると思われます。
金利も物価と密接な関係がありますが、短期金利と長期金利に分けて考えてください。
短期金利は、日銀がコントロールしています。
デフレが続く限り、短期金利は上がらない可能性が高いです。
長期金利は、市場で決まり、期待インフレ率などが影響します。
外国債等と日本国債の安全度については、何を基準に安全と考えるかによります。
債務不履行にならないという基準なら、S&Pなど、格付け会社による格付けが参考になります。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:2pt)
このQ&Aに類似したQ&A