対象:ペットの医療・健康
甲状腺機能亢進症における循環器、呼吸器障害というのはどういったものでしょうか?
先日、愛猫(16歳)が過呼吸、呼吸困難になり、病院で酸素室に入り少し呼吸が落ち着いたところでレントゲンを撮りました。
結果は、(老化により)肺が硬くなって膨らんでいないという診断でした。
肥大型心筋症の疑いはありませんでした。
もともと呼吸があらいのはあったので、それもこの肺の問題だったんだと思うと言われました。
しかし、もともと呼吸が荒かったのは、もしかしたら甲状腺機能亢進症にかかっていて、その症状の一つだったのではないかと思いまして。(2、3年くらい検査をしていませんでした)
心臓に問題がなければ、今回の呼吸困難は甲状腺の問題とは関係があった可能性は低いのでしょうか。
また、ストレスにも弱くなるということなので、ストレス性の過呼吸で呼吸困難に陥ることもあるのでしょうか。
主治医には、老化によるものだからふせぎようがなかった、時間の問題だったと言われたのですが、それで納得していいのでしょうか。
過呼吸になったきっかけがどうしても思いあたらなく考えています。それとも、きっかけなどは特になく、じょじょに息苦しくなっていった結果だったと考えてもいいのでしょうか。
長々と読んでいただきありがとうございます。回答よろしくお願いします。
モンちゃんさん ( 神奈川県 / 女性 / 26歳 )
回答:1件

Re:猫の甲状腺機能亢進症について
猫の甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることによって様々な臓器に影響を及ぼす疾患です。
症状として落ち着かない、攻撃的な性格になる、神経過敏になる、などが挙げられ、これらが原因で普段から呼吸が荒かった可能性はないでしょうか。また、一般的な合併症のひとつに甲状腺中毒性心筋症がありますので、心臓が原因で呼吸困難に陥った可能性も考えられますが、心筋症の診断にはレントゲン検査の他に超音波検査が必要となります。
また、甲状腺機能亢進症では、ストレスがかかり易い体質となりますのでストレス性の呼吸困難が生じた可能性も否定できませんし、猫の16歳はかなり高齢ですので老化による肺への負担が前々からあったことも推測されます。
心臓、肺、ストレス、どれが原因になっても突然急激に状態が悪化する場合はありますのでひとつの原因に絞ることは難しいのではないでしょうか。。
老化を防ぐことは難しいですが、甲状腺や心臓の疾患に対しては経口薬による内科療法やや外科療法もありますので、呼吸困難になりえる原因を抑制する為の補助的治療は行えたのかもしれません。
(現在のポイント:-pt)
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