対象:投資相談
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証券会社の担当者から上記商品を勧められました。
68.5%(約1800万円)で受け渡し、6年後100%(約2700万円)とのこと。
10数年前ブラジルやアルゼンチンの危機のとき32円/レアルくらいになったが
リーマン直後で36円。
34.5円以下にならなければマイナスにはならないだろうとの説明です。
じつは最初に勧められたのは豪ドル割引債(12年)で
56%(約490万円)で受け渡し、12年後に100%(約900万円)の商品でしたが
12年という長さが気になり(世の中を見通せる自信がなく)
6年の方が安心かなと思った次第です。
とはいえ、あまりに大きい金額なので
為替の変動以外の気づいていないリスクや
仕組みの穴、考え方の間違い等があればアドバイスいただけるとありがたいです。
当方の条件的な部分は「補足」に書かせていただきますので
どうぞよろしくお願いします。
補足
2011/06/29 16:54現在 証券会社には
MRF:780万円 MMF:1000万円 豪ドルMMF:約270万円、
円/豪ドルデュアルカレンシー債券(1年満期×4件)計400万円、
ETF償還付きユーロ円債(3年)100万円
株の塩漬け 8銘柄
があり、すべて12年以内に使う予定のない資金です。
当方 50才、夫婦と高校1年の子どもがひとりです。
pokapさん ( 東京都 / 女性 / 49歳 )
回答:2件
先の読めない時代に大切なことは...
pokap様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、ブラジルレアルは、金利が高いですが、その分、為替リスクも大きいことをご理解ください。
6年後、34.5円以下になっている可能性も十分あります。
デフレの日本にいると、想像もつかないことですが、ブラジルは、今、激しいインフレですから、物価が上がる→通貨の価値は下がるという理屈で、理論上は、デフレの円に対するレアルの為替レートは安くなります。
あとは、割引債なので、満期に100%になりますが、6年経過するまでに金利が上昇すると、その分、満期前の債券価格は下がりますので、中途換金でのネックもあります。
また金利の上昇幅が大きければ、その分、債券価格の下がり方も大きくなります。
それと、「世の中を見通せる自信がなく」とのお言葉は、みなさん共通です。
私も、12年先のことは分かりませんし、6年先のことも正確には分かりません。
であれば、資産を守るという観点から、一番大切なことは、流動性ではないでしょうか。
いつでも換金できる商品であれば、投資環境に合わせて、臨機応変に動かすこともできます。
約1800万円→6年後、約2700万円
そんなに殖やす必要がありますか?
ライフプランをベースに、資産管理のプランを再構築されてもよいかもしれませんね。
もう少しリスクを抑えたプランもあります。
最近は、特定の金融機関との雇用関係のない独立系のファイナンシャル・プランナーもおりますので、よければご検討ください。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼

pokapさん
2011/07/11 11:59森本さま
早速に回答いただきながらお礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
わかりやすいアドバイスをいただきありがとうございました。
「そんなに殖やす必要がありますか?」のお言葉には正直 驚きました(^^;)
そういうアドバイスもいただけるのですね。
満期前に売却しない限り、6年後にはレアルで100%を保証されるけれど
6年後の為替相場によっては円でマイナスになる可能性もある という理解でよいのでしょうか。
その可能性が高く、私が思ったよりハイリスクな商品だったということですね。
またご相談させていただく際は どうぞよろしくお願いします。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
-
アセットアロケーションからです
pokapさま
はじめましてFPリサーチパートナーズの三島木と申します。
割引債を勧められているんですね。
割引債は見た目のリターンが高く見えますので、注意が必要です。
特にレアル建て、豪ドル建て商品は一時期過熱した時期があり
証券会社さんは商品が余っていて売るのに必死な状況です。
それぞれを利率換算してみましょう。
・レアル建てを利率換算すると約6.5%
・豪ドル建てを利率換算すると約4.9%
どちらも利率的には高いですが当然に為替リスクとにらめっこです。
ですから、それなりのプレミアム(割引率)があります。
為替リスク、カントリーリスク、時間、それらを考えて
pokap様にとって本当にメリットがあるかどうか?を考えてみましょう。
利率2%、3%程度の安定的なETFはあります。
ただ、投資に絶対はないので、しっかりとした
アセットアロケーションを考えて「安定運用」を行う必要があります。
12年使わないといっても、損してしまっては意味がありません。
ミドルリスク、ミドルリターンを探す必要があると思います。
まずは、現在塩漬けになっている株式、その他の債券等のバランスを
みて、しっかりとしたアセットアロケーションを作る作業が先決です。
投資先は後から決まるものです。
少しでもご参考になれば幸いです。
株式会社FPリサーチパートナーズ
www.fp-research.jp
評価・お礼

pokapさん
2011/07/11 11:37三島木さま
早速に回答をいただきながらお礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
レアルの割引債についてはこれから受け渡し開始のもの とのことでしたが、
それ以前に考えるべきことがあるようですので 今回は見送ることにしました。
アドバイスいただき ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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