対象:一般歯科・歯の治療
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これまでにも何度かあったのですが、歯磨きをしたり冷たいもの・温かいものを食べたりすると歯の表面が痛みます。
何本か痛い歯があるのですが(今は上部左右の犬歯?と左の犬歯より奥の2,3本。いつも上の歯が痛いです。)、それぞれの歯の全体では無く本当に一部分だけでそこに歯ブラシが当たると痛みます。普段よりゴシゴシと大きな動きで強めに磨くと不思議と痛みが少ないです。
たまたまかもしれませんが、果物を食べた後や炭酸のジュース・お酒を飲んだ後そうなることが多い気がします。
あと、歯軋り対策に毎晩マウスピースをつけているのですが、今特に左の犬歯がきつくて、眠ってしまえば平気なのですがつけ始めに少し痛みます。使い始めて一年位たっていて、最近少し歯に合っていないような感じがしたので見てもらったのですが、特に異常は無くきつい部分を少しだけ緩くしてもらいました。でも、あまり緩くは出来ないそうでまだきつい感じは残っています。
前はしばらくすると急に痛みは消えていたのですが、ここ一ヶ月くらいはずっと痛いままでだんだん痛みがひどくなってきています。
何か原因と対策があるのなら気を付けたいのでアドバイスをいただけないでしょうか。よろしくお願い致します。
kikorinxxさん ( 新潟県 / 女性 / 34歳 )
回答:3件
知覚過敏について
こんにちは。むつみデンタルクリニックの倉田です。
歯ぎしり、食いしばりがある方ですとこのような症状が起こりやすいですね。歯ブラシが当たった時にだけ痛みがあったり、酸の強い物を摂取することで痛みが出ます。
いわゆる「知覚過敏」という症状です。詳しくはこちらをご覧ください。
歯がしみる
http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental/30931368.html
原因としては「強いブラッシング」や「かみ合わせ」があります。マウスピースがきつく感じるのでしたら
犬歯の当たりが少し強いのでしょう、かみ合わせの調整のみで解決することもあります。
他の治療法としては
・歯の表面にコーティングの薬を塗る
・根元が削れているのであれば樹脂で埋める
・フッ素イオンを導入し、神経を鎮静させる
(パイオキュアという装置を使います。詳しくはこちらをご覧下さい)
http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental/29903189.html
http://www.narcohm.co.jp/products/pyocure/voice2.aspx
知覚過敏用の歯磨き粉も効果があることがありますので試してみてもいいでしょう。使わない場合は歯に刺激を与えないジェルタイプの歯磨き粉を使用するようにしましょう。
極端に熱いもの、冷たいものを摂取することも控えてください。酸味の強いものもですね。
熱いものがしみだしたり、何もしないでも痛みが強くなる場合は神経を取らなくてはならないこともあります。犬歯は長く使う歯ですので、なるべく神経は残しておきたいところです。担当の先生によくみてもらいましょう。
千葉県松戸市むつみデンタルクリニック:http://www.geocities.jp/mutsumidental/
歯HOO!ブログ~松戸市の歯医者さん~:http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental
評価・お礼
kikorinxxさん
2011/06/10 12:19とてもわかりやすいアドバイスをどうも有難うございます。
HPも拝見しましたが、「そうそう!」と思いながら読みました。
とりあえず痛みが出るようなことは避けるようにしてみましたら少し痛みが減りました。
でも、様子を見て病院へも行こうと思います。
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
知覚過敏ではないでしょうか?
おはようございます!つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
虫歯ではないのに歯磨き時や冷たい物で歯の表面が滲みるのならば、おそらくは知覚過敏でしょう。知覚過敏というのは歯が滲みやすくなっている状態をいいます。ちなみに犬歯とその後ろの小臼歯は知覚過敏の好発部位です。特に歯と歯ぐきの境目あたりが滲みる場合が多いです。
原因としては、毛が硬い歯ブラシを使用している場合や、ブラシを強く歯に押し付け過ぎている場合(歯ブラシ圧が強い)、大きく横に歯ブラシを動かして磨いている(歯ブラシを動かすストロークが大きい)などにより、歯の側面が削れてしまったり、歯ぐきが削れて歯根の表面が露出することで、歯の内部に刺激が伝わりやすくなり知覚過敏が生じるのです。
対策や治療については、まず歯磨きに問題がある場合は、歯の磨き方を改めることからはじめて、症状が軽度であれば市販の知覚過敏用の歯磨き粉を一定期間使用したり、歯科医院で滲み止めの薬を歯の表面に塗布する方法が一般的です。他にもレーザーを照射する方法などもございますが、担当医とよく相談して治療してもらってください。
つくばオーラルケアクリニック http://tsukuba-occ.com/top.html
評価・お礼
kikorinxxさん
2011/06/10 12:22アドバイスをどうもありがとうございました。
とりあえず自分で出来ることから、と思い、歯みがきを丁寧にしてみた所
少し痛みが減って来ています。もう少しだけ様子を見ようと思います。
回答専門家
- 飯田 裕
- (茨城県 / 歯科医師/医学博士)
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
患者さんの性格や体質に合った「オーダーメイド治療」を提供
インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
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袋 晃子
歯科医師
-
知覚過敏の処置
こんにちは群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子です。
1年経過して同じマウスピースをつかわれているということは、
かなり厚めのハードタイプなのだと思われます。
症状としては、いわゆる知覚過敏で
犬歯より奥の歯が犬歯のすりきれに合わせて
横からの力がかかり
一番弱い歯茎付近の
エナメル質に小さな亀裂が起こったこと
よるものです。
歯ブラシを大きく動かすと痛くないのは
たぶんその先端が亀裂の部分にあたらず、
そこを飛ばしてしまうからだと思います。
(大きなストロークは実は歯の汚れもとりにくいのです)
実際のマウスピースを拝見していませんからわかりませんが
以前に比べて、
おそらく歯軋りによって犬歯の部分が擦り切れ、
後ろの歯に横からの力がかかりやすくなっているのではないでしょうか?
知覚過敏には
原因をなおしていく原因療法と
症状のみを緩和していく対症療法があります。
原因療法とすれば矯正や犬歯の修復(上下の歯に行う場合もあります)が
必要です。
マウスピースや薬剤による対症療法の場合は
それなりの効果だと思います。
この場合マウスピースが
1年たっているなら作り直されてもいいとは思います。
とりあえず
もう一度担当の先生に調整をお願いし見てください!!
評価・お礼
kikorinxxさん
2011/06/10 12:10丁寧なアドバイスをどうも有難うございます。
大変参考になりました。
大きなストロークでは汚れが落ちきらないとは知らなかったので、
痛みの無い程度に小さく丁寧に磨くようにしたいと思います。
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