対象:一般歯科・歯の治療
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袋 晃子
歯科医師
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知覚過敏の処置
- (
- 5.0
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こんにちは群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子です。
1年経過して同じマウスピースをつかわれているということは、
かなり厚めのハードタイプなのだと思われます。
症状としては、いわゆる知覚過敏で
犬歯より奥の歯が犬歯のすりきれに合わせて
横からの力がかかり
一番弱い歯茎付近の
エナメル質に小さな亀裂が起こったこと
よるものです。
歯ブラシを大きく動かすと痛くないのは
たぶんその先端が亀裂の部分にあたらず、
そこを飛ばしてしまうからだと思います。
(大きなストロークは実は歯の汚れもとりにくいのです)
実際のマウスピースを拝見していませんからわかりませんが
以前に比べて、
おそらく歯軋りによって犬歯の部分が擦り切れ、
後ろの歯に横からの力がかかりやすくなっているのではないでしょうか?
知覚過敏には
原因をなおしていく原因療法と
症状のみを緩和していく対症療法があります。
原因療法とすれば矯正や犬歯の修復(上下の歯に行う場合もあります)が
必要です。
マウスピースや薬剤による対症療法の場合は
それなりの効果だと思います。
この場合マウスピースが
1年たっているなら作り直されてもいいとは思います。
とりあえず
もう一度担当の先生に調整をお願いし見てください!!
評価・お礼
kikorinxx さん
2011/06/10 12:10
丁寧なアドバイスをどうも有難うございます。
大変参考になりました。
大きなストロークでは汚れが落ちきらないとは知らなかったので、
痛みの無い程度に小さく丁寧に磨くようにしたいと思います。
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kikorinxxさん (新潟県/34歳/女性)
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