対象:お金と資産の運用
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2500万円程の現金を国内外の株式債券(ETFを中心に)分散して
いこうと考えています。リバランスにかける時間はどのくらい
を想定すればよいものでしょうか?
ドルコスト平均法の考えでいくと、短期間にリバランスするのは
時間的なリスク分散にならないし、毎月10万円ずつでは時間がか
かります(2500万円の現金以外に毎月の余剰金10万円を投資しよ
うと思っています)。
資産運用の本には国内外株式債券に25%ずつなど、分散比率が
書いてあり、且つドルコスト平均法で時間を使ったリスク分散
の勧めがあります。また、定期的なリバランスが必要と言うこ
とも書いてありますが、初回のリバランス(現金を分散投資)
についてはありませんでした。
一般的にはどれくらいの期間で初回のリバランスをするもの
でしょうか。
現在、30代妻帯者で30年くらいのスパンで資産運用を考えています。
mumumu1007さん ( 北海道 / 男性 / 34歳 )
回答:3件
リスクによって見直しの期間はことなります
mumumu1007様
初めまして、ファイナンシャルプランナー兼
投資スクール「ブルーストーンアカデミー」代表の青柳仁子と申します。
さて、投資のリバランスの期間ということですが、
投資の内容のリスクによって変わってきますので、一概には言えません。
ただ、30年のスパンで運用できるのであれば、
長期で持ち続けられる投資をし、1年単位で見直しをするのが良いでしょう。
また、まとまった資金はある程度一括で投資をし、
毎月の余剰金10万円は積立投資にするのが良いです。
たとえば、300万円ずつ5銘柄に投資をし、
毎月2万円を同じく5銘柄に積立投資をする。
残りの1000万円は、半年、ないし1年間の運用実績を見て、
成績の良いものに追加投資する、という時間の分散でも良いでしょう。
ちなみに、私の顧客には、最低でも3年は持ち続けられる銘柄選びをお勧めしています。
とはいえ、あくまで目安ですので、ご注意ください。
景気が悪い時ほど投資、とは言いますが、
いつがベストな投資のタイミングかということは、
結局は後にならないとわからないものです。
そのための時間分散ですので、
最初は少額ずつ試していくのが賢明ですよ。
評価・お礼

mumumu1007さん
2011/06/01 19:39青柳様
ご回答ありがとうございます。
一括投資と時間分散を併用して資産運用をしていきたいと
思います。もっとも重要なのは銘柄選びですね。
じっくりと検討していきます。
ありがとうございました。
回答専門家

- 青柳 仁子
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- HITO.CO株式会社 日本橋ファイナンシャルプランナー 代表取締役
30代働く女性のための投資コンシェルジュ
本気で資産を作りたい30代の女性に向けて女性目線でわかりやすくまとめた『ゆっくりお金がたまる確かな方法―2万円から始める女性のための生涯プラン』(青柳仁子著/無双舎)全国書店で好評発売中。初心者でもできる資産運用で、将来不安を無くしましょう

山田 聡
ファイナンシャルプランナー
-
資産運用における時間分散の効果につきまして
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
投資に関する書籍や雑誌で、
複数回に分けての買い付けを推奨しているのを
よく見かけます。
しかし時間分散は、
投資理論としてはリスクに対して有利でも不利でもなく、
中立というのが正しい考え方です。
そのため、具体的な回数は明示できないというのが本当のところです。
では、まったく効果がないのかというとそうではなく、
精神的には安定をもたらすかもしれません。
例えば、投資した直後の値下りは避けたいという、
目先の損失を回避したい気持ちが強い方には
時間分散は適しているかもしれません。
以上のことから、残念ながら買付回数については、
自分自身で選択するしかないでしょう。
それ以上に重要なのは、自分に適したリスク・リターンを見つけ、
それに即したアセットアロケーションを組むことです。
自分の許容リスク内に収まるようなアセットアロケーションを組めば、
買付タイミングは最重要事項ではなくなると思います。
お住まいの近くのファイナンシャルプランナーに、
ご自身に適したリスク・リターンやアセットアロケーションについて
ご相談されるのも一つの方法かもしれません。
以上、わずかでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼

mumumu1007さん
2011/05/30 23:54山田様
丁寧なご説明ありがとうございます。
買い付けのタイミングは玄人にも難しいと言われていて、
実際、その通りだと思います。しかし、新興国は利上げが
相次ぎ株価も軟調になっていますし、欧州は南欧問題を
抱えていますし、米国も住宅市場が…。不安な投資環境
そろいすぎだと思います。「不安な時にこそ買え」とも
言いますが、なかなか難しいです。
投資の必要性は十分に理解していますが、現金重視から
大きく舵を切ろうとしている今、その一歩が踏み出せ
ません。あと1ヶ月、勉強して決断します。
ありがとうございました。

三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
-
アセットアロケーション次第で決まってきます
mumumu1007様
株式会社FPリサーチパートナーズの三島木と申します。
リバランスの時間とのことですね。
まず、リバランスの前に
アセットアロケーションがあります。
配分ですね。
30年スパンで投資をできる環境でありますから
多少リスクテイクして投資を検討されているかと思います。
mumumu1007様が検討されているお考えは非常に良く
今ある資金はアセットアロケーションを決め
ETFで分散して購入し形を作ります。
アセットアロケーション(参考例)
新興国株式インデックスETF 30%
先進国株式インデックスETF 20%
日本株式インデックスETF 10%
コモディティETF 10%
新興国債券インデックスETF 15%
先進国債券インデックスETF 15%
などですね。
そこから毎月10万円をETFでは大きすぎるので
ノーロードの同様の投資対象の投資信託で分散積立します(ドルコスト平均)
(積立投資信託参考例)
新興国株式インデックス 3万
先進国株式インデックス 2万
日本株式インデックス 1万
コモディティ 1万
新興国債券インデックス 1.5万
先進国債券インデックス 1.5万
積立投資信託は、まとまった金額になったら
売却し同様のETFに変換しコスト削減を図ります。
これを続けていきますと、どこかでバランスが崩れます。
日本株式が多すぎたり、コモディティが多すぎたり。
計測には1年に一度は必ず見る必要がありますが
昨今相場変動が激しいですので
リバランスの行い過ぎにはご注意してください。
今のところは、まずは6か月スパンで計測し
5%以上、当初のアセットアローケーションからブレる場合に
リバランスを行うと良いと思いますよ。
円建てだけでなく、ドル建てのETFも組み合わせること必要ですね。
mumumu1007さまの投資の参考になれば幸いです。
株式会社FPリサーチパートナーズ
三島木 英雄
http://www.fp-research.jp/
評価・お礼

mumumu1007さん
2011/06/01 00:02三島木様
具体的なご回答ありがとうございます。
ドル建てのETFを組み合わせることの必要性について
認識していませんでした。日本国債の格下げなどで
円安が進行した場合に対応できるわけですね。
まだまだ勉強不足だと実感しました。
ありがとうございました。

三島木 英雄
2011/06/02 10:00mumumu1007さま
評価頂き有難うございます。
今後は、今までのような単純分散投資だけでは
難しい投資局面も出てくるかと思います。
はじめから難しく考えずに
mumumu1007さまに合うパートナーを味方につけることで
より、成果があがるかもしれませんね。
mumumu1007さまの運用が最適に運べることを期待しております。
(現在のポイント:-pt)
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