対象:ペットの医療・健康
一回目のワクチンを生後41日に2種
二回目を15日後の生後56日に6種
間隔が短く、一回目の接種時期も早かったので
一回目は換算せずに、もう一回接種した方が良いでしょうか?
とても小さな子なので心配です。
他に、フィラリアや狂犬病、ノミダニ予防などもあるので。
koikoi2099さん ( 大阪府 / 男性 / 37歳 )
回答:1件
3回目のワクチンについて
はじめましてアレス動物病院の沖田と申します。
さて、基本的にはワクチンは生後49日以降に一回と、その3~4週後にもう一回の2回打ちというのが、一般的です(ワクチンの種類によって微妙に違うのですが)。
これは生後2ヶ月目くらいまではお母さんの母乳の免疫力で守られており、この免疫力のおかげで子犬は病気から守られているのですが、ワクチンも一種のウイルスであり、母親の母乳の免疫力が十分残った状態で接種しても、母乳の免疫力に打ち消されてしまいます(殺されてしまうというか)。
ですので、生後49日未満での接種は母乳の免疫力によりワクチンの効果が不確かなので、回数としてはカウントしないほうが無難であり、特に今回は一回目のワクチンが2種ワクチンですので、ここでワクチンをやめてしまっては、2種類のワクチンしか十分な効果が得られないということになります。
ワクチンは一回目のワクチンでまず体に覚えさせ、2回目のワクチンでこれが一年持続するほどの免疫力にまで高める効果があります。
ですから基本的には、2回目に打った56日でのワクチンを実質の1回目と考え、この3~4週後あたりにもう一度打つ必要があると思います。
評価・お礼
koikoi2099さん
2011/05/18 22:29詳しく説明していただき、ありがとうございます。
今まで、よく分からなかったのでスッキリしました。
来週にでも、接種しに行きたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。
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