対象:住宅設計・構造
回答:5件
隙間の出来た理由が地震による「液状化」現象ですか?
こんにちは。パウダーイエローの稲垣史朗です。
今回テレビ等で見ていると千葉県の浦安地域では地震による「液状化」現象で多くの建物やマンホールや公共施設の陸橋などが液状化現象でひなのえさんの様に「基礎」部分に「隙間」が出来た現状を垣間見ることが有出来ました。
やはり多くの建物は隙間にコンクリートを流し込み独立基礎と新規で基礎を打設して一体化を行ないます。
さらに出来ればですが、古い基礎とアンカーで緊結して配筋を行うことも大事と思われます。
今後も余震が続いていますので、出来る限り早い対応をされることをお奨め致します。
評価・お礼

ひなのえさん
2011/04/21 22:15ご回答ありがとうございます。
埋立地では無いのですが、元々このあたりは沼地だったようです。
(水が噴出しているわけではないので液状化とは言わないかもしれませんが。)
業者の方に再度相談して見たいと思います。
回答専門家

- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス

下大園 幸雄
建築家
-
補強工事が必要
ログ家設計の下大園です。
『本当に砂を流し込むだけで耐震は大丈夫なのでしょうか。』につきまして
地盤と杭に隙間が生じた場合、今後の地震の影響は、以前より不安定になっています。
また、雨水等の侵入対策からも検討が必要です。
特に、下水道の排水チェックは必要です。
現在の地面より24Ccm掘って建物周りは、鉄筋コンクリート等で補強された方が良いと思います。 建物の内部の基礎構造がわかりませんので、隙間を埋める作業方法は、判断できませんので、業者さんに相談してください。
参考にされてください。
評価・お礼

ひなのえさん
2011/04/21 22:02ご回答ありがとうございます。
業者の方とと相談して補強等の措置をとりたいと思います。

東島 鋭
建築家
-
基礎の表面にひび割れ等は見られないでしょうか。
余震も続いていますのでご心配なことだと思います。
基礎の表面にひび割れ等は見られないでしょうか。
窓や扉の開閉がしづらくなる等、地震前後で変化はないでしょうか。
詳細な状況がわかりませんので、
安易に大丈夫でしょうとは言えませんが、
土ですき間を埋める場合もしっかりと締め固めを行うのが
良いように思います。
どうしても心配であれば地元の設計事務所に現地調査を依頼してみるのも
よいかもしれません。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
東島 鋭
評価・お礼

ひなのえさん
2011/04/21 22:08ご回答ありがとうございます。
とりあえず家の周りを確認してみましたが基礎の表面にはひび割れ等は無いようです。
また、今のところ窓や扉の開閉にも支障はありません。
一応、心配なので設計事務所に相談してみようかと思います。

伊藤 裕啓
一級建築士
1
まず詳しく状況を確認することが必要です
伊藤建築コンサルタント 一級建築士の伊藤です。
今回の地震でご家族にお怪我はなかったでしょうか。
さてご質問の件ですが、「基礎の下に杭がある」ということは敷地の地盤が少し弱い(地耐力が無い)という事が言えます。杭の長さが12mということは、12mより浅い部分には十分な地耐力を持つ地層がないということになります。
業者さんの言われる通り杭を施工している建物は地面に支えられているのではなく、杭に支えられているため地盤が沈下しても杭に影響がなければ家が傾くことはありません。
ただし基礎全面に均等に杭が施工されている必要があります。部分的に杭を施工している場合は、支えられていない部分が沈下する可能性があるのです。
補修ですが、これは慎重に行いたいものです。
沈下を起こした地盤は、完全に落ち着いているわけではありません。
最初に書いたように地耐力のある地盤面は12m下にあり、その深さまでの地盤は弱く、大きな揺れが加わることで沈下してしまう可能性があるのです。また地盤を沈下させる要因の一つとして水があります。
水が地盤に染み込むことで沈下してしまいます。
これを考えると「透水性のある砂を埋める」という方法は最善策とは言えません。
(砂自体、時間が経つと自然に沈下を起こします)
敷地の状況などを考慮しなければなりませんが、ある程度強度が見込める透水性の低い材料を選定することが必要であると判断します。
補足
今回の地震で家が傾かなかったのは良かったですね。業者さんが適切に施工したのでしょう。
沈下修正工事の必要もなさそうですね。
地盤沈下の補修工事で最も注意しなければならないのが「再沈下」です。
傾斜した建物は「沈下修正工事」を行いますが、液状化を起こしているような地域では地盤の状態が
とても悪いと考えられ、大きな揺れで再度液状化を起こすことがあります。
そうすると建物もまた傾いてしまいます。
数百万円以上かかる沈下修正工事ですが現在のところ再沈下しないという施工保証をする業者は無いと思います。このような説明もなく工事が行われているのではないかと心配しています。
施工業者の選定、工法の選定は十分行ってください。
評価・お礼

ひなのえさん
2011/04/21 22:23ご回答ありがとうございます。
また、ご心配いただきましてありがとうございます。家族に怪我が無かったのは幸いです。
「施工業者の選定、広報の選定は十分行ってください。」とご回答頂きましたが具体的にどのような業者(例えば家そのものを立てる業者、または地盤部分を専門にしている業者)に相談すれば良いのでしょうか。再度の質問になりますがよろしくお願いします。

伊藤 裕啓
2011/04/22 16:07こんにちは、評価をいただきありがとうございました。
さて「どこへ相談するか?」についてですが、これは「地盤専門業者」になります。
工務店やゼネコンに依頼してもそこから「地盤専門業者」へ仕事が流れます。
直接依頼されることでコストの削減にもなるでしょう。

恩田 耕爾
建築家
-
基礎と地面の隙間
今回地震で浦安液状化があり
羽田空港はそれが無かったのでしょうか?
浦安もよくない部分は下のほうです。
経費削減で液状化対策が無い部分がやられています。
液状化は割りと浅い部分で地表面から15mくらいの
間で起こると思います。
問題の基礎と地面に10cmの隙間ができたようですが
そのままにほってておきますと次回の地震時に
杭が折れることも考えられます。
工法としてはグラウト工法とかいろいろあると思います。
地震は上からの加重に耐えるだけでなく、横からの応力にも
耐えるようにしなくてはならないです。
杭の長さが住宅にしてはかなり長いようです。
地盤があまり、よろしくない場所にあるようです。
杭の上に重たい住宅が乗っている状態ですので
細い杭が折れないように対策を採ることを考えると
良いと思います。
地元の業者が大丈夫だというのは家の加重は杭の上に
あるので基礎が地面から離れても家の加重の支えは
大丈夫といっていると思います。
すでにたっている家の床下の工事なので経験のある専門業者が
お近くにいるとよいです。
評価・お礼

ひなのえさん
2011/04/21 22:59ご回答ありがとうございます。
確かにこの土地をボーリングしたときの結果があるので見返してみたら10mぐらいまでは
ほとんどN値が内容でした。心配なので経験のある業者を探してみたいと思います。
ありがとうございました。

恩田 耕爾
2011/04/25 11:05N値で支持地盤のあるところまで
杭を入れました。
杭の長さが長いので、支持地盤は
かなり深いところにあると思います。
杭は上からの加重には有効ですが
土と離れてしまうと、杭だけでは
横からの力には不十分と思います。
基礎までは地盤としっかり定着しておく必要
があると思います。
いろいろご苦労があると思いますが
沢山の意見を聞いて、よい方向に進む
ことを期待しています。
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