対象:住宅資金・住宅ローン
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新築マンションをキャンセルすることにしたのですが、
引渡前であるのに、不動産会社から「もうローンは始っています」と言われました。
驚いたのですが銀行から契約書の控えが送られてきて、日付は銀行により勝手に書かれており、鍵の引渡予定日付でローンを開始されていました。
鍵の引渡も受けていないのに本人に通知も無く開始したローンは無効とは言えないでしょうか?
chitarakoさん ( 千葉県 / 女性 / 40歳 )
回答:4件
ローンの実行をしない旨を金融機関に連絡してください。
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
「ローンが始まっている」の定義が問題です。
前回のご相談内容から、
現在は、金融機関と金消契約を締結して、
鍵引渡し予定日の住宅ローンの実行を待っている
状況だと思います。
何をもって「ローンが始まっている」と言っているのかは
不明ですが、おそらく金消契約を締結し、
実行される予定になっているので、不動産会社は
「始まっている」といったのではと思います。
マンションの引渡を受けていないのであれば、
住宅ローンの実行(銀行から債務者口座への振込)
はまだされていないと思います。
金消契約時の状況がわからないので、なんとも言えませんが、
金消契約がお互いの合意のもとで締結されているのであれば、
その契約自体は当然有効です。
ただ、いつから始まるのかということに関して
日付の記入をしていなかったのであれば、
金融機関に確認をしてみてください。
今回、新築マンションの購入自体をキャンセルするので
それに付随する住宅ローンも当然キャンセルします。
とにかく、金融機関にその旨を伝えて、
住宅ローンの実行(銀行から債務者口座への振込)を
しないで、キャンセルをするようにしてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼

chitarakoさん
2011/03/23 01:12ローンの実行は既に行われており、不動産会社からキャンセルの指示が無い限りはそのまま進めるということでした。
回答専門家

- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
住宅ローンのキャンセルについて
chitaarakoさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『鍵の引き渡しも受けていないのに、
本人に通知もなく開始したローンは無効とは言えないでしょうか?』
につきまして、
住宅ローンに関する金銭消費貸借契約につきましては、
あくまでも、chitaarakoさんと、
融資先の金融機関との間で締結することになりますので、
契約締結の日付についても金融機関から、
本来ならば、契約のときに何らかの説明がなされているべきです。
尚、新築マンションの場合、
多くの場合、
不動産会社自身が、金融機関から借金をして、
マンションを建築していますので、
いつ頃からマンションの分譲をはじめて、
いつ頃には金融機関から借りていた資金を返済できるのかにつきまして、
予め金融機関との間で、行程表を提出したうえで、
不動産会社自身も、金銭消費貸借契約のようなものを締結しています。
ただし、マンションの建築工事が予定どおりに進んでいれば、
このようなことはないのですが、
スケジュール通りに進まない場合、
希にこのようなケースが発生してしまいます。
尚、chitaarakoさんにおかれましては、
まず、金融機関さんに現在の状況を説明したうえで、
ローンの実行は止めてもらえるように話をしてみてください。
そのうえで、上手く話し合いで解決できない場合、
都道府県庁の中にある住宅局の相談窓口あて、
一度ご相談していただくとよろしいと考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
回答専門家

- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
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鈴木 豪一郎
宅地建物取引主任者
2
銀行に確認してください
chitarakoさん
不動産ドクターの鈴木豪一郎と申します。
ご質問の件に回答します。
銀行は通常、物件を担保にローンを貸すわけですが
今回、購入をキャンセルするわけですから、物件の名義は
chitarakoさんには移転されないわけです。
すると、銀行としては担保を付ける(chitarakoさん名義の)物件が存在しない
事になます。
そのような状況下では当然銀行も融資をしません。
担保のない住宅ローンは基本的にあり得ませんから・・・
それと、銀行との間で『金銭消費貸借契約』(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)は
結びましたか?
金銭消費貸借契約『=金消契約(きんしょうけいやく)』とは
銀行との間で 『いつ、いくらの、お金を貸しますよ・お金を借りますよ』という契約の事です。住宅ローンの審査承認後、引き渡しの前に銀行とお金を借りる人の間で締結される契約の事です。
この契約を締結しなければローンは実行されません。
仮に、契約後であってもローン実行前ならキャンセル可能です。
また、契約前なら契約しなければ良いだけの事です。

新沢 奈穂子
宅地建物取引主任者
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新築マンションの引渡しについて
chitarakoさん
こんにちは。初めまして。「女性のためのマンション購入相談サイト:ウーマンズリブ」を運営しています新沢奈穂子と申します。
新築マンションの販売も経験しておりますので、新築マンションの引渡し期日と不動産取引上の引渡し日の違いについてご説明いたします。
中古マンション等を含む、不動産売買の引渡しの基本は、「お金の支払い(融資実行)と鍵の受け取りと登記」は同日に行います。
ただし、新築マンションの場合は、この基本とは異なった引渡しを行っていきます。
新築マンションの場合は、例えばお引渡し日は、土曜日や日曜日だとすると、前日の金曜日に融資の実行を行い、その後鍵の引渡しを受け、さらに登記を行うために2週間程度時間を有します。(理由は長くなりますので、省略いたします)
登記よりも融資の実行が先になるため、すぐに抵当権がつけられない銀行にとってはリスクが高くなります。そのため、銀行の新築マンションへの融資は、銀行の審査がとおっている信用できる不動産会社(提携ローン)に対して行われます。
通常、鍵の引渡し日に近い期日で、融資実行の依頼を各不動産会社はかけていきますが、急な引渡日の延期などが出た場合、融資実行日の延期も行うことは可能です。ただし、前日の遅くや当日などですと、間に合いません。
不動産会社の対応の違いもあると思いますが、今は、既に銀行の融資実行が開始されているとのことなので、まずは不動産会社に相談していく必要があります。
評価・お礼

chitarakoさん
2011/03/23 01:10ありがとうございます、ローンは売主による3日前の指示で11日当日に実行されてしまっていました。不動産会社にはもちろん話しましたが、それは通常の流れであり、キャンセルの場合は金利負担ももちろんしていただきます、と言われてしまいました。ひょっとすると不動産会社から手を回してキャンセル検討者のローンを即実行へ移したのでは、とさえ考えてしまいます・・今後どうしたらよいのか悩みます。

新沢 奈穂子
2011/03/24 12:50高い評価をいただきまして、ありがとうございます。
新築マンションの販売はちょっとイレギュラーな取引方法を行いますので、経験者でないとわからないことが多々ありますので、ご説明させていただきました。
11日(金)に実行でしたら、14日(月)の鍵のお引渡し設定の場合、普通の日程です。
1件の取引ではありませんので、何件もまとめてお引渡しをする新築マンションの場合の融資実行は、前日までに入金確認をしないと、お引渡しができないからです。
今回のスケジュールにつきましては、不動産会社の意図的な実行ではないと思いますので、
今後につきましては、不動産会社との冷静な話し合いが必要かと思います。(ちなみに融資実行は、朝早くに行われ、お昼すぎに不動産会社に入金が確認できるスケジュールとなっています。)
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