対象:住宅資金・住宅ローン
不動産登記の時の持分比率についてですが、3000万の物件を買い、頭金600万は私が払い、残りのローンは主人が払う場合は、ローンも含めた額で比率を考えるのですか?
それとも、最初に払う頭金だけで考えるのですか?
はるとっちさん ( 広島県 / 女性 / 28歳 )
回答:3件
不動産登記の持ち分比率について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
不動産を購入する場合、物件本体価格に追加して、
別途諸費用(仲介手数料、登記費用等)がかかります。
一般的には、物件価格に対して、5~8%程度の
諸費用がかかります。
仮に3000万円の物件を購入する際に、
諸経費が200万円かかったと仮定します。
支払いに必要な総額は、
3000万円+200万円=3200万円となります。
諸費用ローンを組むことも可能ですが、
通常は、自己資金を諸費用に充当し、
不足部分を住宅ローンで補います。
支払い総額3200万円に対して、
自己資金600万円を「はるとっち」さんが出資し、
残りをご主人が住宅ローンを組んだ場合は
下記のとおりです。
「はるとっち」さんは、
諸費用200万円と物件本体部分400万円の
合計600万円を自己資金で出資します。
ご主人は、残りの本体部分の2600万円を
住宅ローンによる借り入れから、出資します。
したがって、
上記の場合の不動産登記の持ち分比率は、
ご主人:「はるとっち」さん = 26:4
となります。
現金による出資部分については、
夫婦の共有財産としてあいまいな取り扱いも可能ですが、
住宅ローンによる借り入れについては、
債務者が出資したことが明らかです。
少なくとも住宅ローンを組んでいる人の持ち分が、
物件本体総額に対して、住宅ローンの金額以上の
持ち分となっていることが必要です。
あくまでも、物件本体に対して、
どういった割合で出資しているのかを
基準としてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家

- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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持ち分比率について
はるとっちさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『不動産登記時の持ち分比率についてですが、
3,000万の物件を買い、
頭金600万円は私が払い、
残りのローンは主人が払う場合は、
ローンも含めた額で比率を考えるのですか?』につきまして、
はるとっちさんのお考えのとおりとなり、
1.はるとっちさんの持ち分比率は、6/30
2.ご主人様の持ち分比率は、24/30
となります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄:http://www.fpreal.jp/
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