対象:年金・社会保険
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在職中です。
夏頃に鬱病と診断され、体調もつらかったので退職することにしました。一人で経理をやっているため、休職するわけにいかず、ようやく後任も決まって現在は引き継ぎをしています。
11月末までの予定です。
退職後はしっかり治療していきたいと思い、傷病手当金のことを知り、退職前に待機期間をつくり受給資格を得ようと考えています。
しかし、傷病手当金について、
退職時にすでに受給していないと手当金はもらえない、ですとか、
退職後国保に加入するとそちらにその制度がないので受給できない、などと目にしました。
調べましたがなかなか詳しい情報を得られなかったのでこちらでアドバイスいただければと思います。
既に通院しており、職場にも事情は話しています。
よろしくお願いいたします。
補足
2010/11/20 09:31欠勤前にやっておくべき手続きは何かありますか?
やぶいしゃさん ( 神奈川県 / 女性 / 33歳 )
回答:2件
傷病手当金について
はじめまして。
「さくらシティオフィス」の代表者、
ファイナンシャル・プランナー CFP® の松本です。
> 退職時にすでに受給していないと手当金はもらえない
資格喪失の際に実際に支給を受けていなくても、
受けられる状態であった場合、他の支給要件を満たしているのであれば、
傷病手当金を受給できるものと考えます。
> 退職後国保に加入するとそちらにその制度がないので受給できない
資格を喪失した健康保険の保険者から、傷病手当金の給付が受けられるものと考えます。
あなたに注意していただきたい点をお伝えします。
継続3日間の待機期間中であれば、年次有給休暇を利用して、
休まれても構わないものと認識しています。
療養する必要があり、働くことができない状態で、
かつ、報酬の支払いがないことを満たして、4日目にも休んでいる事が必要です。
年次有給休暇で休まれた場合の4日目は、報酬が支払われていることになります。
ですので、傷病手当金は支給されないと考えます。
資格喪失後における傷病手当金の取り扱いは、
12月1日に資格を喪失することになりますので、
すでに退職されており、収入を得ることができません。
傷病手当金の目的が、療養中における一定期間の所得保障制度であることを考慮し、
年次有給休暇を取得して休んでいる場合において、
事業主より報酬を得ていたと判断できるようなケースでは、
支給要件不該当により支給が停止されていた傷病手当金が、
12月1日より支給されることになると認識しております。
退職日は欠勤日として扱ってもらうか、
あるいは、出勤しないほうがいいように思っております。
加入していた保険者から出勤可能状態であったなどと、
判断されてしまうことを避けるためです。
年次有給休暇に残日数があったとしても、
休み始めた4日目から傷病手当金に移行する手続きをすることは可能です。
会社側とすれば、報酬を支払わなくて済むからです。
そのように取り扱うことのほうが多いのではないかと感じています。
年次有給休暇の消化と傷病手当金との兼ね合いについて、
今一度、事情を話された職場の方に確認して、
話し合っていただきたいと考えております。
少しでも、あなたのお役に立てていれば、幸いです。
評価・お礼
やぶいしゃさん
2010/11/20 16:43ありがとうございます。有給休暇は消化済みです。
資格を喪失した健康保険の保険者から、傷病手当金の給付が受けられるものと考えます。...ということは、これまで加入していた健保で任意継続をしたほうがよいのでしょうか?
回答専門家
- 松本 仁孝
- (大阪府 / 行政書士)
- さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所 代表者
離婚 相続手続き ライフプランニングのご相談を承ります。
離婚、相続手続き、家計の見直しや不動産についての相談。また、相続発生前の事業承継についての相談をお受けしていて、気づかされるのは綿密なプランを作成することの重要性です。行動される前段階でのあなたに役立つプランづくりを応援しています。
小島 信一
社会保険労務士
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退職後の傷病手当金
やぶいしゃ様、はじめまして。社会保険労務士の小島です。
さて、ご質問の件ですが、待期完成だけでは受給できませんので、ご注意下さい。
会社を辞めた後も傷病手当金をもらえるための条件は、次のとおりです。
1.退職日まで継続した被保険者期間が1年以上あること
勤続1年以上ありますでしょうか?
2.退職日に現に、傷病手当金を受けているか、受けられる状態にあること
これは、3日の待期が完成し、最低1日経過していることをいいます。よってやぶいしゃ様の場合待期を完成し、1日でももらってから退職しませんと、継続して給付はされないことにご注意下さい。
具体的にいうと、11月30日が退職とすると、27日から29日を待期にして、30日1日分もらえる状態にしておかなければいけないのです。
よって、このようなギリギリで計算して行動するのは、リスキーですので、引継ぎが終わったら、欠勤し、いったん傷病手金金を受給し、直近の賃金締め切り日、あるいは月末で退職するのが、よろしいかと思います。
たった1日で受給できないことにもなりかねませんので、ご注意ください。
評価・お礼
やぶいしゃさん
2010/11/20 14:44ありがとうございます。勤続1年以上あります。
給与計算は終えており、欠勤する場合は、月末に再計算、返還することは会社側から言われています。
質問ですが、いったん傷病手当金を受給するというのはどういうことでしょうか?
欠勤をして、翌月に医者に申請書を作成し会社を通じて手続きをとるものと考えておりました。
小島 信一
2010/11/20 14:51ご評価いただき、ありがとうございます。
いったん傷病手当金を受給する、というのは、在職中に傷病手当金の支給該当期間を
作り、それをもらう、という意味です。
おそらく、そんなにすぐには支給されませんが、在職中の欠勤期間分を請求しておく、という意味です。
今、予定されている、やぶいしゃ様のお考えどおりで、大丈夫だと思います。
会社の在籍期間中分は、会社経由で請求し、退職後はご自分で請求することに
なります。
以上
(現在のポイント:-pt)
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