対象:家計・ライフプラン
回答数: 3件
回答数: 2件
回答数: 1件
長男4歳、長女1歳がいます。
長男が自閉症の障害があります。現在は知的障害児の施設に通園しています。
今後、養護学校などを考えています。
将来大学進学等は無理で自立も難しいと思います。
なので、一般的にいう教育費大学進学まで500万とかの目安がまったくわかりません。
現在は特別児童扶養手当を月約5万円いただいています。その中から通園費、通院やヘルパーさん代等を支出しています。
今後長男の為にいつまで、どのくらい積み立てればよいか目安などを教えていただけたら助かります。
あうぴーさん ( 北海道 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
障がいのあるお子さんの教育費についてですね。
はじめまして。
「さくらシティオフィス」の代表者、
行政書士、ファイナンシャル・プランナーの松本です。
特別児童扶養手当を受給されていますので、
すでに、ご存知の事かもしれませんが、
手当等の給付においては、支給要件の中に、
扶養義務を有する保護者に係る所得制限が設けられています。
その所得制限額を超えてしまうことになれば、みずからの給与等から、
必要な費用を捻出しなければならなくなります。
また、教育分野におきましては、負担増となるような政策転換は、
為されないと考えていますが、注視しておくことが必要となります。
それに加えて、あなたのご長男の病状について、
今後の見通しを主治医からお聞きになり、
しっかりと、把握しておくことが重要になってまいります。
今現在は、重い障がいを持っているご長男ですが、
まだ、4歳ということですので、回復されることが期待できます。
その回復の状況に応じたプランニングが、その都度、必要になると考えております。
特別支援学校の小学・中学・高等部において、
通学費、給食費、学用品費、修学旅行費などが必要となります。
就学奨励費の支給対象に該当する場合があります。
所得制限がありますので、道の教育庁に問い合わせられてもいいように思います。
特別支援学校の高等部の教育費負担は、重く感じることはないと思います。
授業料はかからないところが多いように思えたからです。
但し、通学費、給食費、学用品費、修学旅行費などの費用負担はあります。
この費用は小学・中学と同様、就学奨励費の支給対象になります。
年間30~40万円が学校諸経費の目安となります。
その金額に在籍予定年数を乗じることにより、
教育費総額の目安にしていただけるのではないかと考えております。
回復される状況を把握しながら、
ご長男が15歳になられるまでに、教育費として約150万円を、
ご用意していただければいいのではないかと考えます。
ご長女もおられますので、ご長女の分の教育費も備える必要があります。
1.保護者に係る所得制限
2.障がい児に係る教育政策の方向性
3.ご長男の病状の回復具合
この3つを視野に入れながら、
行政機関の障害者福祉担当の相談窓口などを利用されて、
時の経過とともに変化していく事象について、
うまく対応していただきたいと考えております。
評価・お礼

あうぴーさん
2010/11/10 14:44ありがとうございました。
少しでも見通しがついて心強いです。
これからも毎日長男の世話をして少しずつ将来を考えていきたいと思います。
回答専門家

- 松本 仁孝
- (大阪府 / 行政書士)
- さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所 代表者
離婚 相続手続き ライフプランニングのご相談を承ります。
離婚、相続手続き、家計の見直しや不動産についての相談。また、相続発生前の事業承継についての相談をお受けしていて、気づかされるのは綿密なプランを作成することの重要性です。行動される前段階でのあなたに役立つプランづくりを応援しています。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A