対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 3件
回答数: 2件
回答数: 4件
会社員34歳、妻、子一人
年収450万、借り入れ2350万、変動金利(0.975%)、35年ローン
上記条件で、元利均等返済で当初年間36万円(8年後から年間60万)を
繰り上げ返済をしていくのと、
元金均等返済を頑張っていくのとでは、どちらが有利なのでしょう?
元金均等返済では修繕金等をプラスしたら手取りの28%を超えてしまいます。
払えなくはないのですが・・・
変動一本だと金利の上昇も心配なのでできるだけ早く、元金を減らしたいので
元金均等を検討しています。(今の所固定やミックスは考えていません)
預金がある程度あるので、以前の質問で東京スター銀行も候補なのですが、
メガバンクでない、外資である(これ一番不安)、資本金が少ない等
心配な点もあり・・・
こちらの銀行についても、ご意見があれば何なりとお願いします!
ぷったさん ( 大阪府 / 女性 / 31歳 )
回答:2件
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
変動金利のリスク
はじめまして、ぷったさん。
FP事務所 マネースミスの吉野裕一です。
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
今回の住宅ローンの利用は全期間変動金利という事で、将来の不安を考えて元金均等か元利均等かを悩まれていますが、変動金利のリスクを考えた上で考えられた方が良いでしょうね。
実際に元金均等は、返済当初は返済額が多いですが、返済が進むにつれ返済額も減っていき、小さなお子様がおられるご家族でしたら、教育費や生活費の増加とは逆に住宅ローンの返済額が減っていくという利点があったり、総支払利息も元利均等に比べ少なく済む利点があります。
しかし固定金利の時に、このメリットは発揮できます。
変動金利の場合、高金利の時に借入をした場合には、相乗効果が生まれるかもわかりませんが、ここ最近は非常に低い金利の時です。
今後は金利の上昇が予測できますので、返済が徐々に減っていく元金均等の返済をしていても金利が上昇した場合には、返済額が減らない可能性があるほか返済額が上がってしまう可能性もあります。
私のところへの相談者の多くの方も住宅ローン借り入れ時には、繰り上げ返済を考えた返済を考えられていますが、マイホームを購入したことによる生活水準が上がったり、光熱費などの生活費の増加で計画通り繰り上げ返済が出来ない方も多いです。
節約も大切ですが、無理のない返済計画で住宅ローンも固定支出の一部として考えられて、資金に余裕が出来た時に繰り上げ返済をするくらいに考えられておいた方が良いと思います。
これから、お子様の教育費にご夫婦の老後の資金の準備と準備をしておかなくてはならない資金がたくさんあります。
手持ち資金とローンのバランスを考えておかれた方が良いでしょう。
ローン金利の節約ばかりに目が向き、手持ち資金がなくなった場合、何か起こった時に自由が利かなくなり、最悪の場合はマイホームを手放さなくてはならなくなる事も考えられます。
また預金連動の住宅ローンも優れた商品と思われている方も多いですが、実は、その分住宅ローンの金利も高くなっています。
実際には、資金が潤沢にある方や住宅ローンの借り入れが少なくて済む方にはメリットはありますが、一般的に2~3,000万円くらいの借り入れをして、預金が数百万円の方では他銀行のローンを組んだ方が良い場合があります。
評価・お礼
ぷったさん
2010/11/12 11:23変動で元金均等は危険なのですね。
確かにこれから金利上昇しそうだし・・
お礼が遅くなってすみません。
ご回答ありがとうございました。
吉野 裕一
2010/11/12 12:47高評価を頂き、ありがとうございます。
住宅ローンは長期に及ぶものです。
住宅を購入される時期は、人生の中でも比較的良い時期だと思います。
今後、その良い時期がずっと続くとは限りませんので、悪い時にも対応が出来るように考えられると良いでしょうね。
遅れましたが、住宅購入をされるのですね。
楽しみが多くなりますね。
今後もより幸せな生活が過ごせるよう計画を立てられると良いですね。
西垣戸 重成
不動産コンサルタント
-
ご検討要素のひとつに
ぷった 様
住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。
いずれの返済方法を選択されるにしても大切なことは、余裕のある返済計画を組むことです。
そこで元利金等返済は、低金利時にも拘わらず少々無理がある感覚であれば不適当といえます。
最終的には、キャッシュフロー表にて確認をされるべきだと思いますが、検討する為のポイントをひとつ書かせていただきます。
金利が上昇局面に入るリスクを考慮され、元金を減額されておかれることはとても大切なことです。
一方、ローンの金利が上昇するということは預貯金の金利も上昇します。このことから、まとまった預貯金があれば、金利上昇リスクはある程度和らげることが可能となります。
かつ手元にまとまった現金があれば、安心感のある生活を送る上では大きな助けになることでしょう。
最も避けるべきことは、預貯金もほとんどなく金利上昇を向かえることです。これは返済期間短縮型の繰上げ返済を行った場合にも、残った返済期間中に当てはまる考え方です。
肝心なことは、将来のお金の流れを考えた上で、長期的な返済計画を組むことにあります。
繰上げ返済に関しての簡単なコラムがありますので、ご興味があればご覧ください。
参考コラム(プロファイル内)
2種類の繰上返済方法について
→http://profile.allabout.co.jp/pf/nishigaito/c/c-46771/
以上、簡単ですがご検討の要素にお加えください。
評価・お礼
ぷったさん
2010/11/12 11:25手元に預金があれば、日々の生活に余裕がもてますね。
元金を減らすことばかりにとらわれないように
注意します。
お礼が遅くなってすみません。
ご回答ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A