対象:一般歯科・歯の治療
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親知らずを移植!?→大丈夫です。
こんにちは、ぴんく のぶた様
ご主人様の親知らずが他の部位へ移植されたことに驚かれ、心配されていることをお察しいたします。
歯牙自家移植といった治療方法で、インプラントがまだ盛んでない時期には積極的に取り組んでいた治療です。
歴史もあり、きちんとした方法で行えばとても有効な選択肢だと思います。
不安があれば、主治医へご相談をして解消されることをお勧めいたします。また、ご主人様が早く良くなるといいですね。
評価・お礼

ぴんくのぶたさん
ありがとうございました。
歴史のあるとは驚きました。
参考になりました!
回答専門家

- 亀卦川 博仁
- (歯科医師/医学博士)
- きけがわ歯科医院 新横浜インプラント矯正クリニック 院長
眠れるほど安心して受けられる歯科治療
"For Patients"~患者様のために~ きけがわ歯科医院 新横浜インプラント・矯正クリニックでは治療は当然のこと、歯科医院が怖い方にも対話の時間を設けて患者様に優しい治療を目指して日々努力しています。
自家歯牙移植の予後
自家歯牙移植に関して、既に何人かの先生から回答があったようですので、少し科学的観点から報告をします。 自家歯牙移植は、近代の治療法としては1960年代に初めてスウェーデンで行われました。私の古い友人で、17年前に手術に関して指導を受けたスウェーデン南部の都市マルメに住むクリスターソン先生が最初に試された治療法です。その後、先生は自家歯牙移植の研究で、ノーベル医学賞選考で有名なストックホルム大学カロリンスカ研究所より博士号を授与されています。その記念すべき論文をプレゼントしていただきました。その後、自家歯牙移植の研究は先生の知り合いであるデンマークのアンダーソン先生が受け継ぎ、世界の歯科界に普及したのです。
しかし、自家歯牙移植は歯根未完成の歯を移植することが基本であることで、若い患者さんが主な対象であることが十分に日本には伝わらなかった経緯があります。世界的な視野で見ると、自家歯牙移植を盛んに大人に対して行っているのは日本だけでしょう。現在、スウェーデンなどでは、インプラントができない子供にのみ行われている治療法です。自家歯牙移植自体、難しい手法ではありませんが、その長期的な予後(経過)は満足がいくものではありません。歯根表面にあるセメント質や歯根膜を損傷せずに移植することが困難であることが主な理由です。
しかし、自家歯牙移植は危険な治療法ではありませんし、インプラント治療のような費用がかからない利点もあります。5年間くらいは安定して使えることが多いのも事実です。
ネガティブな側面を述べて、面白くない回答をいたしましたが、多少の参考にしていただけたら幸いです。
回答専門家

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山内 浩司
歯科医師
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歯牙自家移植という治療法です
評価・お礼

ぴんくのぶたさん
ありがとうございました。
良かったです問題ないと
言うことだったので安心しました。
お世話になりました。

飯田 吉郎
歯科医師
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歯の移植
こんにちは、名古屋の歯科医の飯田です。
噛み合わせに参加していない親知らずなどのいらない歯を、歯がなくなってしまった部位に植えなおすことを、自家歯牙移植といいます。
移植後は4〜6ヶ月程度で、顎の骨に根付き、もともとあった歯と同じようにかめるようになります。
インプラント治療の盛んなアメリカ等ではあまり行われませんが、日本では一部保険治療でも認められ、盛んに行われております。インプラントと違って、歯根膜という歯のクッション材もともに移植されるので、本来の噛み心地も再現されます。ただし、移植される歯の根の形が複雑な場合には、上手くいかないこともあります。
上のレントゲン写真は、右上の一番奥に親知らずを移植した直後のものです。歯と骨の間に隙間がたくさんあります。
下のレントゲン写真は移植後約1年後のレントゲン写真です。歯の周りにしっかり骨ができ、根付いているのが分かります。
(現在のポイント:6pt)
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