根の治療中の、リンパ腺への違和感

こんにちは。つくばオーラルケアクリニックの飯田です。

元々、数年前に治療した歯が内部で虫歯になって、今回は虫歯と共に歯髄（歯の神経）を除去したとの経過を考えると、まだ歯の内部や根の先端に少し細菌が残っていて、化膿しているのかもしれません。

あごの下のリンパ節には舌や下の奥歯からのリンパの流れがきており、これらのどこかにバイ菌が入って化膿したりすると、それに反応して腫れてくるのです。
原因としては他の歯やのどの炎症なども考えられますが、治療した歯を叩くと響く、痛いなどの症状があることから、状況的にはやはり治療した歯が疑わしいですね。

痛みがある歯で物を噛むことはできませんし、炎症がさらに広がる可能性もありますので、再治療は必要と思われます。また、再治療に入る前にある程度炎症を抑える必要がございますので、抗生剤を飲んでいただいた方がよろしいかと思います。お大事になさいませ。

つくばオーラルケアクリニック http://tsukuba-occ.com/top.html
facebookページ http://www.facebook.com/#!/tsukuba.occ

こんにちは群馬県前橋市 歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子です。

根の治療後に痛みがでてしまっているようでお辛いと思います。

１．症状的にはすこし強いようですが、根の治療後に若干の違和感はでることが多いと思います。
二回目の処置での防腐処置というのは根の充填と言われる処置だと思うのですが、その直後に痛みが出るケースが多いです。型取り後に痛みが出たという場合は仮止めに入れた材料が高すぎて、歯が干渉し根の先端の組織を動揺させて痛みがでるケースも考えられますがリンパまでの炎症にだとすると若干強すぎる気もします。どちらにしても歯科医院でもう一度見ていただいた方が良いと思います。

２．上の奥から2番めというと第二大臼歯か第一大臼歯だと思われますので、副根管といってやや入り口が見えにくい部分に根の入り口があったりするケースもあったりして治療の取り残しがあったのかもしれません。それが原因ならその根を治療するだけで収まるとおもいます。また治療した部位が感染したなどで再治療の場合は、根に詰めた材料を一度除去して、消毒してもう一度詰め直すことが必要になります。（経過観察も含めるとすこし時間がかかります）

３．若干症状が強すぎるとも思いますが、違和感程度はどうしても起こることが多いです。再治療しても症状を繰り返すようならば、セカンドオピニオンも含めて顕微鏡がある歯科医などに見ていただくのがいいと思われます。