対象:老後・セカンドライフ
71歳になる母は75歳の父と2人暮らし。父は血圧が高く薬を常用していますが元気で要介護3でPLS(原発性そくさく硬化症)の母を面倒見ていました。春に母が自宅で転倒し腰骨を圧迫骨折し入院。あと1週間で退院となり、本人もリハビリの継続を希望しているので医師、看護師、相談員と入所可能な老人保健施設を探していますがここは3ヶ月か6ヶ月までしか入所できません。PLSの母はどんなにリハビリを続けても元に戻ることは難しいと思います。むしろ病状が進んで入院前よりも悪くなっているかもしれません。このような状況を想定して今から終身で入所できるところを探していますが、特別養護老人ホームがそれに当たるとの認識でよろしいでしょうか?他に介護保険が適用される終身施設があれば教えていただきたくお願いいたします。
alfaromeomitoさん ( 東京都 / 男性 / 43歳 )
回答:4件
介護施設について
こんにちは。
特別養護老人ホームがあたります。ただし、お住まいの地域によっては、入所待機者がかなりいますので入れないかもしれません。そのほかに代表的なのが有料老人ホームです。
有料老人ホームは、いろいろな条件があります。よく調べて検討されるといいでしょう。
お住まいの自治体で相談窓口がありますので相談されるといいです。
評価・お礼

alfaromeomitoさん
ご回答いただき誠にありがとうございます。私の認識が合っていたので安心しました。勉強しながら検討していきたいと思います。
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。

森 賢一
建築プロデューサー
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有料老人ホームが最適でしょう
alfaromeomitoさん、介護の大変さお察しします。
貴方の経済上の条件がわかりませんので有料ホームが最適でしょうと答えましたが、経済上の問題と、お父上がどうされるのかがわかりません。
現在の介護保険制度の下で、お母様単身で入居され、最も経済負担が少なく済むのは特別養護老人ホームです。中でも、病気のことを考えれば医療法人と関係が深く、リハビリ施設を併設したところがあれば申し分ありません。
然し、もしお父上がお母様と同居されるようですと、選択先は有料系施設となります。ただ、特養などの補助施設と違い高額な初期費用が発生するのが一般的で、サービスの質と種類も施設の充実度にも大きな幅がありますので、経済力との兼ね合いで選択することになります。
また現在では、医療法人が経営する介護つきの高齢者専用賃貸住宅もあります。これは厚生労働省と国土交通省の縦割り規制の関係で呼称が違うだけで、有料老人ホームに分類される同じものです。提供するサービスも有料ホームと同じですが、初期費用が有料ホームに比べ圧倒的に低いと言う特徴があります。
介護、福祉系の法律や基準は3年ごとに変わりますので実に複雑です。よく調べていい施設を選んでください。
補足
特養は空きがなかなかありませんので、伊豆のほうでよろしかったら医療法人が経営する施設にお世話できるかも知れません。
評価・お礼

alfaromeomitoさん
説明不足にもかかわらずご丁寧な助言、また、ご提案までいただき恐れ入ります。両親の経済面は私も把握していませんがかつかつでは無いようです。が、今後10年、20年と続くことかもしれませんので出来るだけエコノミーな方法を検討している次第です。父は元気ですが今後どうなるかわからないから、一緒に施設に入るか、とも言い出していますので、ご提案頂きました医療法人が経営する有料施設は十分に検討する余地があると理解いたしました。その時は改めてご相談させていただくかもしれません。ありがとうございました。

森 賢一
私の妻の父は妻と妻の姉の介護の内に他界しました。母も自宅で介護中でしたが介護は大変です。現在はグループホームに入居させて、近くに住む姉が毎日様子を見に行き、私の妻も60キロの道のりを月に4~5回通っています。入居者の中には、家族が一切顔を見せない方も居られます。グループホームとは痴呆症介護施設の通称ですが、そのような方々でも自分の子供といつでも会える幸せは大切な条件と思いつつ、身内の訪問の無い方が不憫でなりません。どうかご両親を大切に考えながら、今後の展開が開けますよう祈念いたします。

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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福祉サービスのご相談窓口と検索方法について
alfaromeomito 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
お父様とお母様の今後のライフスタイル、経済的な状態、居宅の状況により、受ける福祉サービスが異なります。それらをご自身で探す手順をお知らせします。
老々介護の状態になられた場合の最初の相談窓口として、お住まい近く(中学校区内に1つあります)の地域包括センターでのご相談をお勧めします。現在お母様は要介護3とのこと、老健だけでなく適した福祉サービスの回答が得られると思います。
在宅と施設ごとにどのようなサービスを受けることができ、夫々の施設の第三者評価の情報がえらる東京都のサイトをご紹介します。
東京都福祉ナビゲーション=福なびです。
http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/contents/fukushiit.html
高齢者の介護保険施設などは
http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/menu_service.html#kourei
施設のサービスと、地域ごとの施設が探せます。
そして、東京都内の評価情報(第三者評価といいます)を確認しするにはhttp://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/hyoka/hyokatop.htm
にて評価制度の仕組み、評価の内容や実態などが確認できます。
以上で入居したい設備をお選びされては如何でしょう。
なお、各県毎に東京都に習ってシステムを構築しています。
各県のホームページで、高齢者、福祉サービス、第三者評価等で検索ください。
手に余るようでしたらご相談を承ります。
評価・お礼

alfaromeomitoさん
説明不足にもかかわらず、ご回答いただき誠にありがとうございます。ご指摘の通り、私自身介護に関して全く知識が無く、必要なことを調べることすらままなら無い状況でした。ご案内頂きましたサイトやケアマネージャなどから情報、知識を吸収し可能な限り良い環境で両親が生活できるように善処していきたいと思います。重ねて御礼申し上げます。

吉野 充巨
alfaromeomito 様
高評価を頂きありがとうございました。
老年期の期間はかなり長いものになります。ぜひ、ご両親の将来計画を作成されることもご検討ください。

徳永 栄一
建築家
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在宅サービスの住居系も一考する価値があると思います。
こんにちは、alfaromeomitoさん。フォルム設計企画で、建築士と社会福祉士として仕事をしております徳永と申します。
介護保険制度での施設サービスは、特別養護老人ホームと老人保健施設、療養型医療施設がありますが、お問い合わせの「終身」ということであれば、特別養護老人ホーム(以下、特養)がそれに当たります。
ご存知のように、特養には多くの待機者がいらっしゃるので、退院に合わせての入所は難しい現実があります。そこで、病院側では、とりあえずということで、老人保健施設を探されているのですね。
介護保険制度には、在宅サービスの中に居住系のサービスがあります。認知症対応型共同生活介護と特定施設入居者生活介護がそれに当たります。認知症対応型共同生活介護とは、グループホームのことで、特定施設入居者生活介護とは、有料老人ホームやケアハウスが介護保険の施設として認定を受けているものを指します。
グループホームは、かかりつけ医から認知症の症状があるとの意見書が必要です。また、終身のケアをお考えのようなので、ターミナルケアを行っているホームを探すことが必要です。病院や診療所がホームの運営を行っている所では、看取りまで考えているホームが多い傾向があります。ホームに医療加算があるかどうかが目安になります。
有料老人ホームやケアハウスには、介護保険制度の認定を受けている施設とそうでないものがありますので、その確認は必ず行ってください。また、終身のケアをお願いできるかどうかも確認してください。
現在、退院に向けて病院が老人保健施設を探していただているのであれば、まずはそこに入居して、3か月を掛けて良い終の棲家を探して頂ければと思います。大変ですが、ホームや施設には足を運んで施設長から、どのようなケアを提供することを理念としているのかを聞くことをお勧めします。
評価・お礼

alfaromeomitoさん
丁寧なご助言、誠にありがとうございます。私自身、介護に関して全く知識が無いので徳永様の言っていることを理解しきれませんが、1つづつ勉強しまた、ケアマネージャや市役所などで質問しながら検討していきたいと思います。
説明不足も多々あるにもかかわらず回答いただいたこと、重ねてお礼申し上げます。

徳永 栄一
alfaromeomitoさん、お礼が遅くなり、失礼しました(出張が続いておりまして)。
ご丁寧な返信と、高い評価をいただき、恐縮しております。ありがとうございました。
また、専門用語を羅列した回答だったことを反省し、今後の教訓といたします。
今後、alfaromeomitoさんが制度のことに立ち向かわれると、専門用語がたくさん出てくると思います。その際には、気軽に質問をしていただければと思います。お待ちしております。
(現在のポイント:1pt)
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