対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
リレー投資は購入金額で得失が異なります
あき99 様
CFP(R)の吉野充巨です
インデックス・ファンドからETFへのリレー投資、タイミングが難しいですね。
前提として、インデックスファンドの購入は、ノーロードで信託報酬の安いものをお勧めします。
購入手数料が掛かり、信託報酬が高いものを購入されている場合は、早めにネット証券でETFを購入されるリレー投資が有効です。
1.日本株式を対象とするETFの場合、大手のネット証券であれば、1回あたりの売買手数料が安いので、リレー投資はこまめに行ってもコストに影響しません。
しかしながら、海外のETFを購入される場合は、為替手数料+売買手数料が掛かりますから、最低購入単位の数倍になってからリレー投資を行わないとETFの購入コストが高いものになります。
2.インデックス・ファンドを売る場合、利益が出ていれば10%(現在)の税金を払います。
従いまして、同じ指数を対象としているファンドの乗換えとしても、黒字と赤字の場合に乗り換え時の際の売却金額と購入金額の目減りが異なります。
3.インデックス・ファンドは再投資型が選べますがETFは再投資が出来ません。
ETFの場合には分配金をを貯めて購入可能金額に成るまで待つか、リレー投資の場合はインデックスファンド購入の原資にする手間が要ります。
上記の条件を考慮した場合、あき99様の手間は掛かりますが、日本株式対象のETFの場合はリレー投資で小まめな乗換えをお勧めします。
海外のETF購入の場合は年1回程度の購入(購入単位の倍数)が可能であれば、リレー投資を行わずに直接購入がお得です。数年に1回の購入になれば、得失は試算が必要です。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
いつも勉強させてもらっています。
現在、ノーロードのインデックスファンドで毎月積立をしています。20年の長期投資を考えているのですが、ETFへのリレー投資の記事を書籍で読み、検討しています。
そ… [続きを読む]
あき99さん (群馬県/40歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A