対象:投資相談
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3つのお財布。
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はじめまして、FPの岩川と申します。
お金は、将来の生活に「使用するために」貯蓄をしますが、
1年、2年など短期に使うお金と
5年や10年など長期に使うお金の
貯蓄方法は、目的や方法が異なってきます。
お財布を3つくらいに、分けて考えると分かりやすく管理できます。
1、いつでも引き出せるお財布(1年〜2年)
このお財布の目的は、収益でなく「いつでも」引き出せる流動性重視です。
最適な商品は、元本保証される定期積立や証券会社のMMFなどです。
2、5年位で使用するお財布(検討中の8万ですね)
このお財布は、すぐに使用しないことから、少しだけリスクを取って、1年定期やMMFなどを上回る商品を選択しましょう。
最適な商品は、5年満期の国債や5年定期、公社債投信などの積立になります。
ここで言うリスクとは、満期前に解約や売却を行うと元本が割れるリスクです。
3、10年以上先に使用するお財布
老後資金など長期に使用しないお金は、「物価上昇からお金の価値、購買力」を守るために、株式や債券の分散投資が必要になります。株や債券は、価格が大きく上下に変動しますが、実は10年以上の長期の場合、平均するとプラスになります。
最適な商品は、株式や債券などの投資信託の積立投資です。
現在の積立は、元本保証商品です。
財形10万、定期5万、これから行う8万円の合計23万円を一度、使用目的の期間に合わせて見直しても良いかも知れません。
sawadiiにとって、最も「お得な積立先」は、積立投資を加えることだと思います。
老後資金など長期に使用しないお金があれば、「1万円だけ」でも投資信託などで積立投資を行うと家計を守る効果が期待できます。
貯蓄は「高額を短期」で行うより、「小額を長期」で行う方が圧倒的に有利です。
1万円の積立投資でも、長期に行えば驚くような効果的も期待できます。
時間を有効に使用しましょう。
時間は「複利」という資産形成に直接繋がる効果を持っていますので、最大限に活用する事です
評価・お礼
sawadii さん
回答ありがとうございました。
正直、お金を使用する時期によって預け先を決めるという考えはなかったので、目からうろこでした。
確かに、積み立てようとする月23万円は、現在2歳になる子供の教育費、夫婦の老後の資金、など、住宅費以外の資金もはいっているはずですものね。
これから、使用目的と使用時期を考慮して、積立先を検討・実行します。
投資信託も月1,2万ほどチャレンジしてみます。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
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