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小川 正之
ファイナンシャルアドバイザー
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リタイアメントプランニングにおける、資産の取り崩しについて。
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びよこ様
こんにちは。
マネーアドバイザーズトウキョウ株式会社の小川正之でございます。
リタイアメントプランニングにおける、資産の取り崩しは、
【1】 必要となる取り崩し額を決める。(年金などの収入と、想定支出の差額を見積もる)
【2】 最終的にご家族に遺したい額を考える。
【3】 許容できるリスクと、期待リターンを検討する。
これらは、様々な予想値で試算するしかありませんが、長期的なライフプランの計画を立て、シミュレーションをする方法があります。
例えば、60歳時に資産残高が1億円あり、年間400万円ずつ引き出すことを考えます。
つまり、【1】は400万円、【2】はゼロです。
1億円のキャッシュを、毎年400万円ずつ引き出すと、当然ですが25年でなくなります。(ここでは、預金金利は無視します)
今度は、1億円の資産を運用しながら、引き出す(取り崩す)とを考えます。
年利4%の運用をしながら引き出す(年1回、1年分を引き出す前提)のであれば、運用資産が生む利金や配当金で400万円が確保できるため、投資元本を売却する必要はありません。(ここでは、税金は無視します)
勿論、投資元本は日々変動はしますが、長期的に年間4%(配当込み)の成長を続けたとすると、投資元本は減らないまま、毎年4%(400万円)が手元で使える計算です。
後は、投資元本がある程度わかっていれば、【1】と【2】のバランスで考えます。
【1】の額を400万円で固定すると、
運用無しでは25年、
年率1%の運用では約28年、
年率2%の運用では約35年、
年率3%の運用では約46年、で資産がゼロになります。
勿論、この想定運用利回りは長期で運用した場合に収束してくる利回りですから、あくまで参考程度にしかなりません。
引き出し方は、よりテクニックが必要になるでしょう。
しかし、期待リターンを過去の実績リターンとするのではなく、配当や利子などから考える、インカムポートフォリオであれば、より現実的に考えられると思います。
ポートフォリオの作成や実行をする前に、「60歳までの積み立て」と「60歳以降の取り崩し」について一度お考えやお気持ちを整理された方が良いと思います。
回答になっているかわかりませんが、お役立ていただければ幸いです。
ご質問・ご相談等がございましたら、お気軽にお申し付けください。
何卒よろしくお願い致します。
マネーアドバイザーズトウキョウ株式会社
小川 正之
評価・お礼

びよこ さん
2015/04/15 12:17
アドバイスありがとうございます。
増やすだけでなく、崩し方も急に、気になってきました。
1→400位/年、目標
2→無し、子供いないので。
3→使用予定ない資金なので、10年間は変動しても大丈夫と、今は思っています。でも15パーセント位でしょうか。
インカムポートフォリオってなんですか?
お手数ですが、教えて下さいませ。

小川 正之
2015/04/15 12:35
びよこ様
この度は、コメントと評価をいただき、誠にありがとうございます。
弊社ではインカムポートフォリオを下記のように定義しております。
資産価値の変動リスクを抑え(単純な値上がり狙いではなく)、高いインカム(利子配当収入)を安定的に取得することを目指す資産配分のことです。
誠に申し訳ありませんが、個別具体的なアドバイスについては、この場では控えさせていただきます。
ご相談等がございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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50才
8000万を世界インデックス投信に移動積立中です。3000移動済、待機5000
後5年で移動完了予定。
老後10年後は、毎年、年400万利益が出せるようにしたいと目標しています。
5パーセント運用だと… [続きを読む]
びよこさん (東京都/50歳/女性)
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