対象:投資相談
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今、8000万の資産全てを投信の世界インデックスファンドに、ドルコストで積み立ててる途中です。3000万移動済。
残り5000は、まだ、仕組み貯金利息2~3パーセントで運用しています。
すべて積立終わるのにまだ5年はかかる予定です。
5000の仕組み預金ですが、高配当株、(三井物産やキャノンなど複数に)変更した方が、おすすめかどうかご意見お願いします。
また。他に良い方法おすすめなどお願いします。
※仕組み預金は為替の動きで、ドルに代わったり円になったりしますが、利息は固定です。
他に現金もある程度あります。
高配当株のメリットデメリットも教えてください。
どんな方にお勧めでしようか❔
びよこさん ( 東京都 / 女性 / 50歳 )
回答:2件

大山 充
シニア・エグゼクティブ・アドバイザー
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5000万円は仕組み貯金から株式市場へ移動が有利
仕組み貯金ですが、インフレ率と変わらないのであれば、投資というより、完全な貯金にはいります。
それと、投資の部類に入る投信や、高配当株への投資を区別する必要はありますが、
昨今の流れでは、金利低下を、インフレに結びつける方向ですので、
デフレ下なので、減らない貯金がいい、という選択肢はありません。
⇒
インフレ期待なので、増えない貯金は、有利でない。
となると、株式のどの銘柄に投資するかだけの問題です。
高配当のメリットデメリットですが、それ自体にデメリットはなく、
高配当の株であることで、投資信託や、機関投資家の好みになった結果、
必要以上に高いところまで買われていくことで、割高になり、大口投資家が逃げると同時に乱高下してしまうことを配慮しますが、それは、買われ過ぎたことが問題なのであって、高配当とは関係ありません。
また
チャート1は、東京エレク(8035)、チャート2はキヤノン(7751)の週足での中期トレンドを示すものです。
高配当というのは、絶対値ではなく、配当利回りできまります。
現在、東京エレク(8035)が1.19%、キヤノン(7751)が3.39%で現在はキヤノン(7751)の
方が有利です。
高配当の銘柄を狙う、というメリットを実現させるには、購入時点での
配当利回り=配当が大きく、株価が安い
が良いものを選択する必要があります。
米国も欧州も日本もデフレを避けたい、という政策は当面変わりそうにありません。
投資である以上、100%はありませんが、高い確率を求めるのなら、高配当利回りを狙う、低位成長株を狙うなど、株式市場には、良い確率を期待できるものが沢山あり、これらは、インフレ率を上回ることが、予想されています。
また、歴史上、インフレを実質回避するために、株式市場が有用な投資先となっていることも確かです。
ご参考まで。
日々の市況は http://kabublog.jp で解説しています。
評価・お礼

びよこさん
2015/04/14 11:55回答ありがとうございます。アドバイスの通り、
現在、仕組み預金から、投資信託にドルコストで積立移動中です、
まだ全てを積立移動完了すまでには、年数がかかる為、
仕組み預金の一部1000万程を、高配当株、三井物産にするべきか、このまま仕組み預金のまましておくのが良いのか悩んでおります。

小川 正之
ファイナンシャルアドバイザー
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資産運用について。
びよこ様
はじめまして。
私はマネーアドバイザーズトウキョウ株式会社の小川正之と申します。
昨年よりNISA(少額投資非課税制度)もスタートし、高配当銘柄も注目されていますね。
世界インデックスファンドへの積み立てに資金を移すことを決めていらっしゃる場合、今後5年間だけ株にしておくべきか、預金にしておくべきかは、リスクが違いますので一概には言えません。
今回、お答えになっているかはわかりませんが、高配当株式に投資をする際のポイントをご紹介いたします。
「高配当株式」と言うと、「今の株価で投資したら、高配当が予想される銘柄」と最初に思い付きますが、今後も配当を継続できるか、配当を増やしていけるかどうかがポイントになります。
過去に配当実績があっても、将来の配当を約束するものではありません。
その為、銘柄選びについては、今後の企業の利益成長が見込めるかを重視して選択されるのが良いと思います。
現在の配当利回りを重視し、その後、企業の利益が減少し配当を減らしたり、配当を受け取っても株価が下がって損をしてしまっては本末転倒です。
米国では、高配当銘柄=継続的に配当を増やしている銘柄、増やしていけそうな銘柄を指します。
日本でも10年以上にわたり、増配(毎年、配当金を増やすこと)をしている企業もあります。
その対象銘柄を探したり、選んだりするのが難しければ、世界株のインデックスを活用されているように、高配当や継続増配企業を投資対象とする投資信託(ETF)を活用し、分散投資することも可能です。
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また、どんな人に合っているかというとですが、運用している金融商品から一定の収入を確保したい人に向いています。
例えば、退職後の方にはご自身の資産から一定の収入を確保し、年金と合わせて生活することが考えられます。
びよこ様は、この投資資金から一定の収入(配当)を受取り、遣う目的はありますでしょうか?
逆に、配当を今は使わない。結局、配当を再投資することになるのであれば、そもそも配当重視のポートフォリオについては、現在は必要ないかもしれません。配当を受け取り、再投資するのであれば、税金分だけ非効率になります。配当を出さずとも内部留保し、今後の成長のために活用する企業の方が、選択としては合理的と言えると思います。
何の為の資産運用なのか、目的や目標を明確にされますと、どのような資産運用をするべきか選択肢を絞ることができます。
以上、お役立ていただければ幸いです。
ご質問・ご相談等がございましたら、お気軽にお申し付けください。
何卒よろしくお願い致します。
マネーアドバイザーズトウキョウ株式会社
小川 正之
評価・お礼

びよこさん
2015/04/14 12:10とてもわかりやすく丁寧な回答ありがとうございます。
私は、50才で、当面使用する予定のない資金です。
出来るだけ資金を増やしたいと思っていますで、
再投資になります。
移動待期中の5000を、もう少しうまく運用できないものかと、悩んでおります。
何かアドバイスあればお願いします。
アドバイス頂いた「高配当や継続増配企業を投資対象とする投資信託(ETF)」とは、
そういう投信もあるのですね。調べてみます。
ただ、配当株はオススメでないとすると、他何か方法はありますでしょうか?
アドバイス頂けると助かります。

小川 正之
2015/04/14 13:10びよこ様
この度は、コメントと評価をいただき、誠にありがとうございます。
5年間限定で、且つ引き出しながら運用する…ということですと「これが儲かります!」というアドバイスは難しいです。
リスクをとった運用は、長期・分散投資を基本として考えているからです。
他の投資に回す(世界インデックスに積み立てる)ことが決まっているのであれば、リスクは極力避けるべきだと思います。
最近は相場環境が良いですが、今後どうなるかはわかりません。
ドルコスト平均法という優れた投資手法を活用しているにもかかわらず、積み立てのための待機資金の運用で失敗してしまっては困りますから。
そもそもですが、最終的なゴールが、インデックスファンド8,000万円のみというポートフォリオでよろしいんでしょうか?
びよこ様のご意向・目標・目的に合わせて、最終的なポートフォリオ(資金を取り崩す段階)をイメージして、株式のみならず債券やその他の資産も加えたポートフォリオを作成し、バランス良く積み立てていく方法もあります。
この資金を取り崩す段階(使っていく段階)では、高配当株式や債券、REITなどを活用した、配当重視のポートフォリオにすることも有効です。
投資対象を分散した上で、毎月の積立金額を増額するというのも一考です。
(勿論、世界インデックスファンドのみだと危険ということではありません。現在使わない資金を将来のために分散投資するには適していると思います。)
もう少しご意向やライフプランを伺わないことには、具体的なアドバイスには限界がありますが、一つの考え方としてお役立ていただければ幸いです。
弊社では、お客さまからのヒアリングをもとにポートフォリオの作成・考え方をご紹介しております。
金融商品の販売や仲介は一切致しませので、是非お気軽にご相談ください。
何卒よろしくお願い致します。
(現在のポイント:-pt)
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