対象:マッサージ・手技療法
みかん
人体調律師 ・ 鍼灸マッサージ師
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ヘルニアの痛み。
坐っていても痛いと言うことは、かなりお辛い状況ですね。
整形外科を受診され、レントゲンも撮られていらっしゃるとの事ですので、西洋医学的見解は既に出ている上での現状況とお見受け致します。
ヘルニアはちょっとしか出ていなくてもものすごく痛む人がいる一方、明らかに手術した方が良いだろうと言うくらい出ていても全く痛まない人もいる、個人差の多い症例です。
レントゲンでは『見えない・見えにくい』場所の問題・筋肉にその理由がある可能性もあります。
ストレッチをされているとのことですが、質問者様御自身の全身の筋肉の量・質は御自身で観てどうでしょう?
これまでに当方で接したヘルニアの方では、やはり手術を考えていましたが、ちょっとした気づきで痛みが殆ど気にならなくなったという方がいらっしゃいます。
以下でご紹介しますのは、切り口の一つです。
人は、自分の身体がスタンダードだと認識しています。その為、マッサージ・整体・カイロで身体のゆがんだ部位を『正しい』位置にしてもらったとしても、身体はゆがんだ状態を正しいと認識しており、正しい状態を異常だと感じて元に戻ろうとします。
では、何故ゆがむのか? 元気な人だと感じにくいですが、元気な人でも動かしにくい身体の部位があります。動かしにくい部分の筋肉は、やせて動きにくくなってしまいます。
ヘルニアのある部位~背骨の周りには、脊柱起立筋という骨盤から頭蓋骨までを繋ぐ長い筋肉があります。こうして文章にしてみても、その筋肉をぱっとイメージできて動かせる人は中々いません。
動かせない=筋肉が骨を支えにくいし、痛み・衝撃に対してクッションになってくれない。
ならば、動かせて太くすれば良いのです。
しかし、今まで急に動かせなかった場所を動かすには? 近くの動ける筋肉から動かしていきます。
唯一自覚できて動かせる筋肉。それは、肛門括約筋。お尻です。トイレに行くのを我慢するように(本当に行きたい時は我慢しちゃダメですよ)締め、緩める。これを気がついた時に繰り返します。
段々背中の筋肉が自覚できるようになると、その頃痛みは落ち着いているという例が多くあります。自己整体ですね。
『治る』はなくても、『痛み』がなくなって『日常動作に支障がない』であれば良い。で、あれば一度この方法も試してみて下さい。
お大事に。
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この回答の相談
半年前から立ったり、歩いたりすると足の痛み、痺れが起こるようになりました。
痛みが出てから3か月後に近所の整形外科を受診することにしました。
先生は、レントゲンを見る限りおかしい所はないが症… [続きを読む]
nao323さん (東京都/22歳/女性)
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