橘 凛保
マナー講師
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呼吸はまずは吐くこと「呼」が大切です。
kokoantan様
始めまして、橘凛保と申します。
舞台の経験、子ども歌舞伎教室のボイストレーナー、マナー講師の仕事をを通してお話しさせて頂きます。
呼吸法をマスターしたい目的はストレスの解消、自己浄化とのことですね。
それには、特に、この「腹式呼吸」を学坊ぼうというのは、良い事に気づかれたと思います。
胸呼吸は「浅い呼吸」です。 「ハアハア」というもので、肩が上がってり下がったりします。
緊張感を伴います。
腹式呼吸は「深い呼吸」ですから、ゆったりとしたものです。
いずれも肺に空気を入れる事は同じです。
腹式呼吸には、横隔膜を意識するとよいです。
横隔膜は、胸腔と腹腔とを仕切るものですが、肋骨の下あたりを意識して、下の押し下げるようにして
肺の空間を大きくします。
吸う時は鼻から吸います。
丹田(おへその下10センチあたり)に力を込めておなかをへこませずに、最後まで丹田を張ったまま吐きます。
(ココが役者さんたちから「目から鱗」と言われるところです)
このときの音ですが、ゆっくりと「すうー」と小さな音を出して、前歯の歯と歯の間から息を出してみます。
18秒は続けられるような息の吸い方をしましょう。
最後にもうだめだというときに、もう一度丹田を意識して張ります。
すると、更に数秒息が続きます。
吸うときは脇腹が膨らむような感じで吸いましょう。
呼吸は、文字のごとく 「呼」して「吸」です。吸う事ばかりに神経が集中しがちですが
大切なのは「息を吐き出す 呼」の方だと、今日から認識を替えて下さい。
声のみならず あいさつも実は「呼吸」なんですよ。
呼吸であいさつすると、気持ちがさわやかになり、対人関係にも余裕が出てきます。
向こうから人がきたら、まず「すぅー」と息を吐き、「おはようございます」と言い切り
頭を下げて、息を吐ききり、顔を上げるときに鼻からゆっくり吸いながら、
横隔膜を下げ、脇腹を膨らませるように、丹田を張って・・・・・。
次の会話もさわやかにできるでしょう
補足
レッスンも楽しいですから、是非試しにいらして下さい。
プレゼンテーションや、話し方、朗読の指導もしています。
contact@tachibanaryu.net
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