快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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丹田複式呼吸法をお伝えします!
kokkantan さん (以下「こっかさん」と呼ばせていただきます。)
はじめまして。睡眠・心理カウンセラーの力田正明と申します。
私も睡眠改善指導をするときに、複式呼吸の指導をしております。
まず、単にするのではなく、その意味やカンタンなメカニズムを知ってされると、効果があがります。
◆ ポイント
1、人間には、自律神経という自分ではコントロールできない神経があります。たとえば、心臓の拍動、胃のぜん動運動など、これは自分が意識して動かせるものではないですよね。
しかし、自立神経の中で、一つだけ、自分のコントロールできることがあります。それが呼吸です。
その自律神経には、2つの神経にわかれます。相反する神経のバランスを脳はとっています。そのバランスが崩れると、自律神経失調症といった病名になります。
1)交感神経
2)副交感神経
日中の活動時には、交感神経が優位に働きます。しかし、寝るときには、副交感神経を優位に切り替えると寝つきがよくなります。
その切り替えに、腹式呼吸が役に立ちます。
2.丹田呼吸法を紹介しますね。
<意識のポイント>
普段、意識しないと、我々は肺呼吸になりがちです。それを、丹田というおへそから指2~3本そろえておへそに当てたときに、下腹部にあるポイントが丹田です。
<姿勢>
背筋を伸ばして、みぞおちと肩の力を抜いてください。ベルトやスカートのホックなどは緩めてくださいね。
本当は、リアルで指導するのが一番ですが、今回の私の回答が、こっかさんの腹式呼吸にお役に立てば嬉しく思います。 また、やってみて、うまくいかなかったら、質問してくださいね。
補足
<呼吸法・回数>
まず鼻から息を吸います。全体の時間を10としたとき、3くらいの時間で、鼻から吸い込みます。吸い込んだ後、すぐ吐かずに、2くらい止めます。そのあと、5くらいのカウントをかけて、息を細く吐いていきます。
その時に大事なことは、イメージです。丹田を風船のようにイメージして、風船を膨らませるように、丹田に手をあてて、息を吸い込むと、おなかが膨らみますので、それを感じながらやってください。
吐くときは、風船の空気を抜くようなイメージで、丹田にあてた手が、しぼむお腹を感じるようにしてください。
これがワンセットです。本によっては、効果が出るには、1日100回するようなことも書いている本がありますが、まずは、ベットで横になったときに、やってみてください。最初は、10回くらいから1週間。ハードルを下げてください。徐々になれてくれば、増やしていけばいいので。
(現在のポイント:4pt)
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