対象:不動産売買
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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転勤が必然の場合には住宅購入はせずに賃貸をお考えください。
toron 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野です。
私は、転勤がある会社にお勤めの方には、下記の理由で賃貸をお勧めしています。
1.家計の観点で住宅購入は家賃の前払いと同等で、家賃を払うことと変わりません。持ち家は住宅のメンテナンス費用、40年たてば通常は立替をするなど費用が掛かります。試算をするとトータルでは賃貸が安くなることもあります。
2.住まいを最適に過ごすには通常5回の住み替えが必要です。
独身の時はワンルームで、結婚すると2ルーム、お子様を持てば3LDKか4LDK、お子様が独立すれば、また、2LDK、お一人になりますと1LDKが住みやすく、介護が必要な際には施設への転居も必要になります。
3.単身赴任は家族の絆が保つために、多くの努力が必要ですし、コストもかかります。家族単位での生活がベターと考えています。
4.住宅を持ち、住宅ローンを払いながら住まないことは、極めて不経済です。賃貸に出すことは、オーナーとしてすべての負担を持つ中で、空室率のリスク、修繕のリスクにさらされます。
5.日本の現況では、不動産の価値が上がることは一部地域・条件を備えた場所を除き望み薄です。むしろ、地価が下がることが予想されます。
転勤はお子様たちの見分も広げますし、積極的に友達を増やすことが出来ます。ただ、転居が短期間で行われた場合、デメリットとしてそれらの妨げになる場合もあります。
また、私学に進むことが困難になり、公立で高校まで進むことをお考えください。一方転勤先の住まいが選べるのでしたら、地域の中で進学に有利な学区を選べるという有利な立場にな住まいはご夫婦の意思で決められます。
以上住宅購入のデメリットばかりを挙げたようになりましたが、比較論からいえば、転勤のある方が住宅を購入するメリットはありません。
小生は、転勤のある会社に勤め、現に転勤していました。また、現在はマンションを経営しているものとしての経験からも、上記の答えを出しています。
すこしでも、参考になれば幸いです。
補足
文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html
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この回答の相談
私達がマイホーム購入を検討している理由を挙げます。
1-持家があると、転勤した時の家賃負担が3万弱のみで、残りは全て会社負担となります。持家が無いと、家賃全額自己負担と… [続きを読む]
toronさん (埼玉県/28歳/女性)
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