対象:家計・ライフプラン
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松永 文夫
ファイナンシャルプランナー
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家計診断(保険、資産形成、教育資金、住宅購入)
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新米ママ検討中さん、こんにちは。
FPコンサルティングオフィスの松永です。
まず保険についてのご質問ですが、加入中の保険の内容が分かりませんので何とも言えませんが、今のうちに終身の医療保険に加入しておくのも良いと思います。
ただ、保険は貯蓄とのバランスが大切ですから、何に対して備えるのかを明確にしてから加入されることをお勧めします。幅広く入院や手術に備えるのか、費用負担が大きくなる可能性のあるガンに備えるのか等です。
次に、教育資金、住宅購入資金、資産形成についてですが、これらはトータルに検討することが必要です。
手順として、まずキャッシュフロー表(毎年の収入と支出、貯蓄残高を平均余命までシミュレーションしたもの)を作成されてはどうでしょうか。
将来のイメージが掴めます。
運用に関してはまずお金を3つに分けて、それぞれに適した商品を選定することが大切です。
3つとは、緊急時の予備資金、10年以内に使用予定の資金、それ以外の余裕資金です。そして、価格が変動するリスクのある商品は余裕資金の範囲に留めておくのが原則です。
従って、教育資金や住宅購入資金は(教育資金は10年以上先かもしれませんが)、なるべく日本円で確定する商品で運用されることをお勧めします。
また、将来のインフレに備えるというお考えはその通りだと思います。
そういう意味では、余裕資金の運用は株式等のインフレに強い資産を組み入れることも検討してみてください。資産運用の基本は国内外の債券や株式等への分散投資です。
因みに外貨預金は分散投資効果はありますが、あくまでも預金です。確かに日本円の預金よりも金利は高いですが、インフレヘッジにはなりません。
また、金も分散投資効果を高めてくれますが、それ自体が利息などの収益を生むものではありません。ですから、私は一定範囲に留めておくようアドバイスをしています。
尚、教育費については、文部科学省「子どもの学習費調査」を参考にしてみてください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/01/27/1289326_1.pdf
以上、参考にしていただけましたら幸いです。
FPコンサルティングオフィス 代表 松永 文夫
http://www.fp-consul.jp/
評価・お礼
新米ママ検討中 さん
2012/01/11 09:21
ご回答ありがとうございます。
お金を3つに分けるという考え、参考になります。
ぼんやりと緊急用、教育費、住宅費、老後資金と4つには分けていましたが、運用期間で教育費は余裕資金に入っておりました。
確実にかかってくるものなので
住宅購入資金と教育資金は円建で、老後資金は余裕資金として様々な運用をしていきたいと思います。
会社の年金の一部が確定拠出年金なのでその運用もしていきたいのですが
スイッチングのタイミングがいまいちつかめず定期の日本国債ものばかりになっています。
長期運用なのでもう少しリスクをとって外国株等に分散させたいと思います。
松永 文夫
2012/01/11 18:33
ご評価をいただきありがとうございます。
確定拠出年金で積立てる資金とそれ以外の資金はトータルにみて資産配分を行うようにしてください。
また、確定拠出年金は運用益が非課税、運用コストが安い、受取時の税制優遇など、一般的に銀行や証券会社で購入する投資信託に比べて優遇されています。
ですから、リスクのある資産(高収益が期待される資産)に投資する場合は、まず確定拠出年金を利用されることをお勧めします。
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この回答の相談
第一子出産に伴い、家計を見直しましたいと思います。
1、保険について 2、資産形成について 3、教育資金と住宅購入について
悩んでいます。
夫33歳
妻33… [続きを読む]
新米ママ検討中さん (愛知県/33歳/女性)
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