対象:リフォーム・増改築
お近くの設計事務所にご相談下さい
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まず、既存の家の建築確認申請ですが、もしかしたら出ている事もありえます。
役所に行くと住所と年代で保存してある資料が見つかる場合もあります。
横浜市では、それくらいの年代でも台帳に記載があったりします。
さて、方法としてはいくつか考えられます。
・大規模リフォーム 大きさが同じでいいなら、柱だけにして構造補強、基礎補強も
する大規模リフォーム。ビフォー・アフターみたいなやつです。
きちんとやれば構造や断熱なども新築にひけをとりません。
これは大方、確認はいらないと言われます。
・ここだけ新築1 全体を一つの建物ととらえて、ここだけ新築でも床面積
が増えないからリフォーム扱いに・・・
行政がどう判断するかはわかりません。そう扱ってもらえれば
大変良いのですが。
・ここだけ新築2 ここだけ新築で確認も必要となった場合。
他の建物と構造としては切り離した形で設計し、申請する。
他の建物は構造以外は法規にあわせる必要はありますが、
構造はいじらないで済みます。
・ここだけ新築3 全体で確認申請を出す。
結局、構造的な安全性は他の建物においても重要ですから
この機会に新築部分以外も構造補強などをする。
新築は下にいくほど、工事費はかかりますが安全性は増します。
どの場合も、きちんとした設計が要求されますので、お近くの設計事務所に
ご相談されるのが良いかと思います。
評価・お礼
くまのこ さん
2011/04/29 05:57
ありがとうございます。
建築確認は、売主さんのキャラクターからして無いと断言できます。大工さんは呼んだでしょうが、そこまでではないかと。
とてもわかりやすい説明でした。
うちは、母屋は「大規模リフォーム」に近いことをやっています。
費用の問題で耐震目的の補強は断念したのですが。
床はぶわぶわ、壁はボロボロの家がビフォー・アフター並みのよみがえり方をしました。
今回の建て直しは、「ここだけ新築1」がベスト、それが無理でも「ここだけ新築2」ができれば目的を達成できそうです。
法的な部分まで対応してもらえる専門家を決めて、じっくり取りかかりたいと思います。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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くまのこさん (茨城県/42歳/女性)
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