対象:老後・セカンドライフ
すぐに計画つくりから始めましょう
こんにちは、日本橋FP青柳仁子です。
老後の備えについて、いつごろからどのような計画でというご質問ですが、
備えを始めるのは早ければ早いほど計画が楽になります。
備えが必要と気づいたときが始め時とお考えください。
さて、どのような計画を作るかは、収入や老後生活の希望によっても異なりますが、
老後資金には、年金を含めて1億円というのが一つの目安です。
年金として受給する分を差し引くと約6000万円(就業時の給与によってことなります)となります。
とても多額の金額に思えるかもしれませんが、30年以上かけて運用を続けることができれば、元手がそれほど大きくなくても資産として築くことが可能です。
また、時間をかければかけるほど、投資リスクを抑えて資産を増やすことができます。
例えば、年率5%の運用で30年の複利運用をすると元手の約4倍になります。
ところが、同じ条件で20年の運用をしても約2.5倍にしかならないのです。
ほとんどの方は、60~65歳で老後を迎えます。
そのための準備を30代で始めるか40代で始めるかでリスクが大きく変わってくることがご理解いただけると思います。
まずは、今後の教育費、住宅費などを踏まえ、毎月いくらを投資にまわすかを決めましょう。
目安としては、収入の10%程度を投資資金として考えます。
そして、最初は5%程度の運用を目指すのが良いでしょう。
何で運用をするかは好みにもよりますが、始めての投資であれば投資信託で分散投資をするのが良いでしょう。
早めに備えを始めれば、自分に合った投資法も時間をかけて見つけることができます、
あせらずじっくり、資産つくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
回答専門家
- 青柳 仁子
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- HITO.CO株式会社 日本橋ファイナンシャルプランナー 代表取締役
30代働く女性のための投資コンシェルジュ
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この回答の相談
昨年子供が産まれたということもあり、いずれ退職した後、老後の備えについて漠然と不安を抱くようになりました。当方30代前半夫婦と子供1人の家族構成なのですが、主に資金的な面について、いつ頃からどのよ… [続きを読む]
All About ProFileさん
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