- 高橋 昌也
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対象:税務・確定申告
- 平 仁
- (税理士)
前回からの続き、消費税について。
簡易課税制度はみなし仕入率を使うことを紹介しました。
ここで簡易課税と原則課税ではどちらが有利かを説明します。
一般的な傾向として、簡易課税を選択したほうが有利であることが多いです。
これはみなし仕入率が案外と高いことが原因です。
例えば製造業では7割が課税の経費だろうと概算でやれるわけですが、
実際に帳面をつけてみると7割も課税の経費がない事のほうが多いです。
つまり
・実額での課税経費 < 概算で計算した課税経費
こんな図式になることが多いのですね。
ですので、簡易課税が使える場合には選択するケースが多いです。
ただし、注意すべき点がありますのでそれは明日以降。
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