おはようございます、天気の良い土曜日です。
毎週土曜日は結構忙しく過ごしています。
昨日からの続き、地方税に関することなど。
賦課課税方式では、どうしても自分に対する「課税感」が
得にくくなってしまいます。
これに加えて、源泉徴収制度によって税金が天引きされて
しまうことによってより一層税負担の実感は分からなくなります。
会社や個人事業の場合、それでも確定申告作業をすることで
ある程度「自分の払った税金」を把握できます。
(地方税については多少想像力を膨らませる必要がありますが)
一般のサラリーマン、あるいは会社経営者が役員報酬として
もらったものに対する税金は、年末調整で処理されます。
徹頭徹尾、自らが自分の所得税を計算するきっかけが与えられて
いないのは、日本の税制における大問題だと個人的には思います。
せめてやって頂きたいことでも。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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