おはようございます、今日はフナの日です。
川魚は釣らないので、あまり詳しくありません・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
不動産と少子高齢化について、限界ニュータウン問題から考えてみます。
ニュータウンというと、いまから数十年くらい前に開発が進んだ新興住宅地域のことです。
そのニュータウンにおいて、ここ10年くらいで進んだのが、少子高齢化問題です。
その原因は「全世帯が同じ時期に、似たような家族構成で一気に入居したこと」でした。
若い夫婦とその子どもが一斉入居し、同じような経歴を辿り、子どもが出ていき、高齢者だけが残った。
街全体として世代交代が進まず、物件の売買もあまり盛んに行われず、施設の老朽化も進んでいく。
分譲マンションゆえ、共有部の修繕等は入居者総員の同意が必要だが、組合運営等も崩壊してしまう事例もある。
・・・というように、コミュニティ全体を考えたとき、同質性の高いメンバーばかりが集まったときの弊害がコレです。
一見すると、同じような属性の人が集まっていて、過ごしやすくみえる。
しかし、時間の経過を経ることによって、少しずつ問題が顕在化し、気がついたら後戻りができない状態に・・・
街全体を考えた場合、ある程度人の出入りが起こり、属性のリバランスが取られることは、とても重要です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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